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『生き物を殺して食べる 原書: THE ETHICAL CARNIVORE: My Year Killing to Eat』ルイーズ・グレイル著 宮﨑 真紀翻訳 を読みました

P242より
「ハンティングに最適の場所に向かうよ」アリソンは言った。「ロードキルは、道の両側に高い生垣や壁がある田舎道で起きやすいの。排気ガスがひどいから、みんな幹線道路を避けたいのよ」それに、車も停めやすい。急いで飛び降り、血まみれの鹿をベルトで吊ってトランクに運ぶスペースの余裕もある。狩猟会が頻繁におこなわれるエステートのあたりもロードキル・ハンティングに適している。キジが数多く放鳥されるからだ。とても獲物が多い道がひとつあって、〝スーパーマーケット通り〟と呼ばれているという。

『生き物を殺して食べる 原書: THE ETHICAL CARNIVORE: My Year Killing to Eat』2018年 亜紀書房 ルイーズ・グレイル著 宮﨑 真紀翻訳

 1年間、魚、リス、シカ、キジなど色々な生き物を、釣りとか狩りとかロードキル・ハンティングとか、色々な方法で捕まえて殺して食べるお話でした。

 文中、ロードキル・ハンティングとは、車に当たってしまって死んだ野生動物を食べる事。
エステートとは、貴族(!)が持ってる領地の事で、各貴族によってハンティングが盛んだったり、そうでもなかったり、色々あるそうです。
で、ハンティングの盛んな領地は狩猟の時期の前にキジを放して、みんなで追っかけて飛んだところを打つそうです。
2015年でも!

 大規模畜産の肉を食べることが二酸化炭素を増やして、糞で水が汚染され、抗生物質を使いすぎて耐性菌を作り出しているとあり、タンパク質を摂る方法として、食べる回数を少し減らしたら良いのでは?とありました。
なるほどー。
確かに、お肉全然食べないから毎日食べるの間に、グラデーションがあっても良いなと思いました。

『生き物を殺して食べる 原書: THE ETHICAL CARNIVORE: My Year Killing to Eat』2018年 亜紀書房 ルイーズ・グレイル著 宮﨑 真紀翻訳


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