【僕が病院で気づいたこと】エンシュアの味は、最初に看護師さんからアドバイスをもらった方がいいよ😊️
「大島さんの場合は、一日、2,000キロカロリー超必要ですね」
「今後は、殆ど固形の食事が出来なくなると思うので、体力を落とさないためのカロリーとは、2,200キロカロリーあるとイイですね!」
エンシュア一1缶が、375キロカロリーだから、一日6缶必要になる。2缶を入れるのに約1.5時間かかるから、一日4時間30分は、胃瘻にかかる計算だな・・・
「うへぇ〜、そんなに時間が掛かるんですか!」
正直、うんざりしてきた。
僕は、中咽頭癌の治療のために、抗癌剤と放射線治療を受けていた。
放射線治療の副作用で喉が腫れてきて、すでに食事が出来なくなっていた。今は、事前に準備した胃瘻を使っての栄養補給を余儀なく成されている。
その時の栄養補給剤がエンシュアだ。まぁ、栄養ドリンク剤みたいなモノだ。その味は、バニラ風味、ストロベリー風味、コーヒー風味等数種類あった。
最初は、主治医のすすめもあってバニラ味のエンシュアを頼んだ。いや、主治医からすすめられたと言うのは、語弊があるな。
主治医は、「エンシュアは、何味にする? バニラ風味にしてみたら?」と軽い言い方だった、僕も「まぁ、いいか」的なのりだったからな。
エンシュアの缶を開けた途端に甘〜い香りがする。
僕は、甘党だからバニラは好きだ。しかし、正直なところ、この香りはバニラ風味ではない。他に色々な成分が入っているから、凄く複雑な香りだ。
案の定、胃瘻から入れて数分もするとバニラの風味とは言えない香りが体自由に漂う。「初日から参ったな〜」って感じだった。
エンシュアは、一箱単位で処方してもらったから、なんと20缶もあるし・・・
胃瘻を使い始めてから、最初の月次検診に行った。
優しい看護師さんは、「大島さん、胃瘻の調子は、どうですか? 問題ありませんか?」といろいろ気を遣ってくれる。
僕は、正直にバニラ風味には、閉口していることを看護師さんに伝えた。
「あら〜、そう大変ね・・・ちょっと待っていてね」
「大島さん、これサンプル用のエンシュアだけと使ってみて。コーヒー風味だから男性向けかもよ?」
と言って、サンプル用のエンシュアを2缶をくれた。(この事は書いて良いのかな?)
それから「次回の検診時に主治医に伝えて、味を変えて貰ったら良いわよ。まだ先が長いから、嫌な風味を我慢して使用するより、時々味変してみたら?」
僕の場合、コーヒー風味は、気持ち悪くならなかった。その後は、コーヒー風味の合間にバニラ風味を使用して、何とか20缶を使い切った。
もちろん次からはコーヒー風味にしている。
今回も看護師さんに救われたよ。
助かった〜 ありがとうございました😊
看護という分野では、医者より看護師さんの方がいろいろな患者さんから得た実用的な知識や情報が多いのだろな。だから、今回のように臨機応変の対応が出来るのだと思うよ。
しかも、患者にとっては、実用的で助かる知識だ。
ありがとう看護師さん👏
がんになってから、「お布施をすると気持ちが変わる」ことに気がつきました。現在「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」に毎月定額寄付をしています。いただいたサポートは、この寄付に充当させて頂きます。サポートよろしくお願い致します。