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【がん患者の徒然草】66歳のオヤジが初めて寄付をしたら・・・

正直に言おう。
僕は、今まで寄付や募金等をしたことがなかった。

 2011年3月の東日本大震災や2016年4月の熊本地震、そして2024年1月の能登半島地震等にも寄付や募金等をしなかった。

今までの人生経験の中で殆どしてこなかった。
ゼロではないが、覚えていないくらいだ。

 ちょっとWebで調べてみた。日本人の寄付指数は、142カ国中、139位だという。その理由の一つに、ボランティアや寄付をするという教育が不足しているらしい。

 キリスト教では、寄付を推奨している。宗教文化の差もあるのだろう

 僕は、なぜ寄付や募金をしなかったのだろうか?
恥かしかったのか、見栄を貼りたくないという気持ちがあったからか?

 素直に言えば、寄付を募る組織をあまり信用していないというのも理由の一つだ。

 寄付を募るNPO側にも責任があるらしい。マイナス面のニュースでは、とあるNPOでは、寄付の半分を自社で使用し、そのまた半分は諸費用で使用し、結局、本当に寄付されるのは数%だと、あるニュースに掲載されていた。

 こんなニュースを見聞きすると寄付や募金することがバカらしくなる。

 有名な某局の「24時間テレビ」の募金でもテレビ局が約一千万円を着服していた事件もあった。

寄付に関する明るいニュースは、あまり聞かないな。

 そんな僕だったが、自分が病気になってから気持ちが変わった。

今日は、そんな気持ちの変化を書いてみたい。

弱い立場になると意識が変わるのか?

 noteに直接入力すると言葉が先行してしまい、思考の整理が出来なくなる。僕は、いつものように自分の気持ちを図解化してみたので掲載する。

僕が初めて寄付した理由

 稚拙な図解化で恐縮だが、自分の考えを整理するだけなのでこれくらいが良いのかと思っている。

 思考の入り口は、図解の右側(1)中咽頭癌になって、不安を軽減するために宗教を学び直してみたことだ。この学びの中で「お布施することの価値」を学んだ。しかし、勉強しただけ、思っただけで「行動していなかった」

 だから、自分の気持ちにも変化がなかった。あたりまえか・・・

 もう一つの入り口は、図解の左側(2)病院のベッドで日記を付けているときに、「辛いことを素直に書き出すと、気持ちが楽になった」ことに気がついた。

 退院後に、入院中の日記をもとに自己流のエッセイなんぞを書き始めた。最初は、自己満足だったが、Webで公開してみようと欲が出てきた。

 こんな事がきっかけでnoteに出会った。noteの使い方を研究しながら、投稿テーマと読者を絞った方が良いと思った。

 その結果「通院や入院でお世話になった看護師さん達に感謝の手紙を書く」というテーマに落ち着いた。

 そして、もし有料記事が売れたらそのポイントを寄付しようと決めたのである。有料記事が売れたら寄付するのではなく、毎月定額を寄付することにした。

 現在「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」に毎月定額寄付をしている。なぜこども食堂に寄付するのかということは、別途あらためて投稿する。

 つまり、宗教を勉強しても何も行動しなかった僕が、noteの投稿を機に毎月定額を寄付することができたのである。

 これも「看護師さん達に感謝の手紙を書く」というテーマに絞ったおかげで「行動」に繫がったと感謝している。

 ちょっと遠回りな言い方だが、病気→入院→看護師さん達の仕事に感動→noteへの投稿→寄付する行動の実現だと感謝している。

周りの人に感謝することで本当に自分の気持ちも変わった。素直に幸せ感を持てたということだ。

 やっぱり看護師さん達には、感謝している!! 
ありがとう(^o^)

がんになってから、「お布施をすると気持ちが変わる」ことに気がつきました。現在「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」に毎月定額寄付をしています。いただいたサポートは、この寄付に充当させて頂きます。サポートよろしくお願い致します。