見出し画像

大人も泣ける恋愛映画5選!

紹介している作品はこちら!


『きっと、星のせいじゃない。』

製作年/2014年 原作/ジョン・グリーン 監督/ジョシュ・ブーン 脚本/スコット・ノイスタッター、マイケル・H・ウェバー 出演/シャイリーン・ウッドリー、アンセル・エルゴート、ローラ・ダーン、ナット・ウルフ

今を生きようとする2人に感動!

末期がんを患う17歳のヘイゼル(シャイリーン・ウッドリー)はしぶしぶ参加したガン患者の集会で、骨肉腫を克服した18歳のガス(アンセル・エルゴート)と知り合う。ガスはクールなヘイゼルに恋心を抱き、ヘイゼルもまた楽しくてセンスの合うガスに惹かれるが……。

世界中でベストセラーとなったジョン・グリーンの小説を映画化。シビアな状況で展開するボーイ・ミーツ・ガールのストーリーだが、お涙頂戴に陥ることは決してなく、ベースにあるのは力強いユーモアと失われることのない主人公たちの輝き。同情に背を向け、等身大の今を生きようとするヘイゼルとガスの姿に涙が止まらなくなる。

『君の名前で僕を呼んで』

製作年/2017年 原作/アンドレ・アシマン 製作・監督/ルカ・グァダニーノ 脚本/ジェームズ・アイボリー 出演/アーミー・ハマー、ティモシー・シャラメ、マイケル・スタールバーグ、アミラ・カサール

ティモシーの美しい涙に泣かされる!

家族に連れられて避暑地にやって来た17歳のエリオ(ティモシー・シャラメ)は、そこで24歳の大学院生オリヴァー(アーミー・ハマー)に出会う。一緒に時間を過ごすうち、エリオはオリヴァーに特別な思いを抱き、オリヴァーもまたエリオを愛おしく思うようになるが……。

80年代の美しい北イタリアを舞台に、ひと夏の情熱的な恋を情感たっぷりに描写。ぎこちない出会いを経て、恋心を抱き合い、やがて秘めごとを共有するようになる者同士の胸の高鳴りが、恋と青春を知るすべての者に響いてくる。ほろ苦いラストシーンまでティモシー・シャラメがみずみずしく、彼の美しい涙に泣かされる大人は多いはず。

『シェイプ・オブ・ウォーター』

製作年/2017年 原案・製作・監督・脚本/ギレルモ・デル・トロ 出演/サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン、リチャード・ジェンキンス、ダグ・ジョーンズ、マイケル・スタールバーグ、オクタビア・スペンサー

優しい涙が止まらない!

政府の極秘研究所で働く清掃員のイライザ(サリー・ホーキンス)は、所内で不思議な生き物を目撃。魚のような外見を持つ“彼”に心を奪われ、こっそりと会いに行くようになる。やがて心を通わせ合うようになる2人だったが、“彼”には残酷な運命が待ち受けていて……。

名匠ギレルモ・デル・トロが監督・脚本を務め、アカデミー賞で作品賞、監督賞などを受賞したファンタスティックなラヴストーリー。声を発することのないイライザと異形の存在の魂の交感が美しく描かれていく一方、赤裸々な性表現も。大人への目配せと美学が詰まった作品であり、優しい涙が止まらなくなる展開が待ち受けている。

『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』

製作年/2008年 原作/リチャード・イエーツ 製作・監督/サム・メンデス 脚本/ジャスティン・ヘイス 出演/レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、キャスリン・ハーン、デヴィッド・ハーパー、キャシー・ベイツ

“幸せ”の崩壊に涙する……!

50年代アメリカ、郊外の閑静な住宅街で理想的な家庭生活を送るフランク(レオナルド・ディカプリオ)とエイプリル(ケイト・ウィンスレット)。だが、どこか人生の閉塞感を抱く2人はやがてボタンの掛け違えを実感し、“幸せ”の崩壊へと突き進んでいく。

ディカプリオとケイトが『タイタニック』以来の共演で夫婦を演じ、ケイトの当時の夫であるサム・メンデスが監督。アメリカが夢に描いたような暮らしを謳歌しながら、人生のモヤモヤに静かに苛まれ、蝕まれていく主人公夫婦の姿がどうしようもなく苦い。その苦味は大人にこそ分かるものだろうし、映画の中の彼らが痛みを感じる分だけ泣けてくる。

『50回目のファースト・キス』

製作年/2004年 監督/ピーター・シーガル 脚本/ジョージ・ウィング 出演/ドリュー・バリモア、アダム・サンドラー、ロブ・シュナイダー、ダン・エイクロイド

毎日恋に落ちる2人にときめく!

ハワイに暮らす獣医のヘンリー(アダム・サンドラー)は、朝のカフェで出会ったルーシー(ドリュー・バリモア)と意気投合。翌朝も2人で会うことを約束するが、やって来たルーシーはヘンリーにそっけない態度を取り、初めて会ったかのような反応を見せる。

記憶を1日しか保つことができない記憶障害の女性と、彼女への愛を一途に貫く男性のラヴストーリー。日本でも山田孝之と長澤まさみの共演でリメイクされた。真剣な付き合いをしてこなかったヘンリーが初めて真実の愛を知り、彼女のために生きようとする姿に号泣。毎日告白し、毎日恋に落ち、毎日ファースト・キスをする2人にときめかされる。

文=渡邉ひかる text:Hikaru Watanabe
photo by AFLO


ご興味あれば、ぜひサポートのほどよろしくお願いします。今後の記事制作に役立たせていただきます。