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ヒマラヤ便り17号 道の途中で

ナマステ〜!

ダベジーは、どうやら日本語を理解するらしい。ある時、伝わらないことは英語より日本語で言ってみる私が、「置くの?置くの?」とジェスチャーを交えて聞くと、「置くの!置くの!」と答えてくれた。(イントネーションは「奥の。」に近かったが。)

外国語を聞いていると、耳に残りやすい言葉があって、発する頻度もあるけど、自動的に入ってくるのがある。ニコたちの会話で、1つ耳に残った言葉があって、「○○○ってどういう意味?」と聞くと、アンドリュー王子が「その言葉は、ご婦人が使ってはいけない言葉で、クルが僕の国でその言葉を使ったら、みんなびっくりしちゃう。」と笑って、「意味は教えないけど、英語で言うと”asshole!"みたいな感じで、男同士で親しみを込めて使うんだ。」と教えてくれた。

ある日、激おこでスピーカーフォンで話しながら隣町へ急いで歩いていた。道の途中でインド全土で超人気のスポーツ、クリケットに興じる少年たちに出くわした。足を止めて試合がひと段落するのを待っていた。Fワード連発の私に放たれた相手の言葉がスピーカーから周囲に響いた。

ひと段落した少年たちは、私に道を譲ってくれて、その中の数人が楽しそうに「Futu_ni_kaiwa_shite! Futu_ni_kaiwa_shite!」とハミングした。私は爆笑して、怒ってるのがばかばかしくなって、電話を切った。

こどもが楽しそうに遊んでいるのをみるのは、荒んだ心が癒される。

本日のベストショット

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長靴こども萌え。




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