From Tibetan Camp
ヘッダーの写真は、タルチョー(五色布)と、車輪と鹿のエンブレム。エルマ鹿を名乗るくらい鹿が好きなのは、標高800mで過ごした思春期に野生の鹿とちょくちょく会っていたことと、大好きだったリヴァーフェニックスの映画「スタンド・バイ・ミー」のゴーディが夜明けに線路で鹿と視線を交わすシーンが好きだったからかもしれない。害虫や害獣や雑草などと言うのは人間が決めたことであって、当動物や、当植物から言わせれば、人間こそが害獣だろう。と常々思っている。
チベタンキャンプの小さな本屋さんで買ったノーリッジカードの説明を読んで、私が無意識に感じていた鹿に対するイメージは間違っていなかったと思った。
「鹿は、他の生き物を傷つけず、連夜同じ場所にとどまらない。鹿の優しさと優雅さは、仏僧の自制と安穏を表しています。チベット芸術の風景に描かれることの多い「対の鹿」は、純潔、忠誠、幸福、長寿、非暴力を象徴しています。」
夕方、ヤサグレてきて舌打ちやFワードを吐く回数が増えてきたので、 ゴンパに行ってみようと思った。
キャンプ内を歩くだけでも、たくさんのラマに出会えて、なんか心強くなる。今時のラマは、スマホやタブレットを使いこなし、空色のビキニパンツも履く。 空色ビキニのお話は↓
ボブマーリーの「ワンラヴ」Tシャツに蝦色の袴という若いラスタなラマもいた。写真撮りたかったけど間に合わなかった。
さて、またマニ車ルート。
ダライ・ラマ14世バッチをつける、いつもおしゃれなお方。
別の日。左端のお方。ね、おしゃれでしょ?隣の方は、ポータブルマニ車。
マーラーを持っていつもゴンパ前の広場にいるご婦人は、祖母に似ていた。家族に見せようと、お顔を撮らせて頂きたかったが、カメラに気づくと顔を背けるので、背後から撮らせて頂きました。
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