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4期目からの事業成長と30名を超えた組織づくりとの狭間で。<2024年の抱負>

こんにちは。ワカルク代表の石川です。

2024年初めてのnoteとなりました。
まずは年始に起きた、能登半島地震で被害に遭われた方々、そしてそのご遺族の方々には心からのお悔やみとお見舞いを申し上げます。1日も早い復興を心よりお祈りしております。


総勢33名。息を合わせる難易度が上がってきた。

さて、先日ワカルクでは、4期下期スタートのキックオフを行いました。

1月入社も含めると、この半年で9名が新たにジョインして総勢33名に。バックグラウンドも年齢も入社歴も異なるメンバー同士、しかも完全フルリモート。使う言葉の定義や、当たり前だと思っていた常識がテキストだからこそいい意味で違いとなって表れる。コミュニケーションラインが複雑になり、全員で同じ方向を向いて事業を推進するのにも、今までと同じ、とはいかなくなってきました。

どの方向に、どうやって全員で息を合わせて進んでいくのか、そのために、どんな言葉でみんなに語り掛けたらいいか、キックオフの資料づくりにもより一層魂を込めるようになりました。

今回のキックオフでは、数字の振り返りや下期の方針よりも、
・改めて、創業の想いと、
・この3年間の歴史と、その中での私自身の葛藤
・次のワカルクの未来
の話を時間をかけて行いました。

強いリーダーシップはいらない。自律した個の集団でありたい。

私は、誰かを助けたいとか、救ってあげようとか、そういう想いで会社を創ったのではなく(まだまだそんな器じゃないと思っている)、純粋に「働く」ということに興味があって、働く選択肢がもっと増えたらいいのにな、そう想って会社を創りました。

私が好きで始めた会社。その想いに賛同してくれた人が一人、また一人と集まってくれて、それぞれが「自分なりの働く」を体現しているのがワカルクです。
限られた時間でも、家族のケアで気持ちに余裕がない時でも、任された仕事、頼りにしてくださっているお客さまの前ではしっかりと業務をやりきる。当たり前だけど、当たり前のレベルを落とさずに高め続けるためにチームで知恵を出し合ってここまで進んできました。

私たちの会社(オンラインアシスタントサービスという事業領域、フルリモートというワークスタイルの観点から)には、強いリーダーシップは必要ではなく、1人ひとりが自律した個の集団であることこそが重要

30名を超え、私だけでは当たり前のレベルを維持し、高め続けることは難しくなってきた今、1人ひとりがより成熟した、自律した個となり、そうした個がチームとなって、プロジェクト毎に自分の役割、お客様やメンバーとの関係性を臨機応変に変化させながら進んでいくことが大事になってきます。

それを実現するために、下期はワカルクのリブランディングプロジェクトを本格始動させます。外向けにお披露目できるのはもう少し先になりますが、1人ひとりの想いがワカルクの未来を創る、そんな機会を全メンバーで持ちながら楽しんで進めていけたらと思っています。

創業期を終え、拡大期をどの成長曲線で進んでいくか?

節目毎のnoteで何度も書いていましたが、私にとって2023年は「ワカルクの次のチャレンジを考える準備期間」でした。

その中でも、特に何度も何度も自問自答したのが、会社をどこまで大きくしたいのか?という問い。
正解もないし、誰かがヒントを教えてくれるわけではない。売上や社員数、その時の事業のポートフォリオをイメージしたり、各数字のロジックをたててみたり。はっきり未来を見通せる能力が私にあったら、と何度思ったことかわかりません。

でも、結局最後は私自身の意志と、それを心からやりたいと思っているかどうかだけ。拡大期の入口に立った今、決めたことは、急激な拡大は目指さない。着実に一歩ずつ積み重ねていきたいということ。
急激な拡大は目指さないけど、やりたいこと、やらなきゃいけないことは山積み。一つずつ丁寧に、みんなの力を集結して進んでいこう、そう決めました。

5年後、10年後は全然違った成長曲線を選ぶかもしれない。その時はまたその時。これからの3年間も悔いがないように積み重ねていきたいと思います。

2024年は、ワカルクの次のチャレンジを形にしていくスタートの年。
今年1年もワカルクをどうぞよろしくお願いします!



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