見出し画像

2022年を振り返って

こんにちは。ワカルク代表の石川です。

本日でワカルクも年内の営業最終日。
今年も1年、多くのお客様と仲間に支えられ、とても充実した1年を過ごすことができました。
本当にお世話になり、ありがとうございました!

人数が増えることの喜びと苦しさにもがいた前半戦

今年を振り返ってみると、前半は正直まだまだ苦しかった。
2021年12月は11名だった組織を1年で倍にする。年明けから採用を強化すると決め、毎月1名ずつ新メンバーを迎えられた喜びの一方、人数が増えた分だけ売上もあげていかなければいけないプレッシャーや、メンバーが増えた分、会社として整っていない部分も露呈され、今まで決めなくても何となく回っていた社内ルールを次々と整備しないといけなくなったこと。
誰に何をどの順番に相談していいのかさえわからなくて、私は何を大切にして何を捨てるのか、決めることの苦しさにもがき苦しんでいました。

すでに私だけでは目が届かない規模になっていて、すべてを私がコントロールするのは無理になっていました。
このままだとお客様に迷惑がかかる。
そして何より、「はたらくを、もっとあかるく」というタグラインを掲げているにもかかわらず、ワカルクのメンバー自身が疲弊してしまう。
そんな危機感を感じながらも、自分の力不足を感じる苦しい日々を過ごしていました。

苦しみの一方、水面下で

そんな中でも救いだったのが、お客様は順調に増え、既存のお客様との取引も広がり、それぞれのメンバーが各プロジェクトでお客様に新たな業務のチャンスをいただき、頼られ、感謝の言葉をもらい、自信をつけて成長をしていってくれたことです。

売上も毎月のようにギネスを更新し、新メンバーのオンボーディングも、ディレクターだけでなく先輩アシスタントがフォローをしてくれるようになり、私の知らないところでそれぞれがお客様の絆とメンバー間の絆を強めていってくれました。

会社の仕組みも、私が手が回らないことを先回りして整えてくれるメンバーが増え、私が関与していた時よりも遥かにスマートでわかりやすいオペレーションが組まれるようになりました。

チーム力が増した後半戦

7月から3期目に入り、プロジェクトのバリエーションも増えてきて、今までは
・顧客フロントを担当するディレクター
・ディレクターの指示を受けて作業をするアシスタント
という2つのポジションだったところ、
・プロジェクト数を限定して顧客フロントを担当するサブディレクター
のポジションを新設し、時短メンバーでも活躍できるステージを広げたり、
創業時に事業部だけつくっていた「ラボ事業」を始動させ、新しい働き方や新しい事業の実験を小さくスタートさせました。

私自身、この時ぐらいから、「経営者の私しかできないこと」を強く意識するようになりましたし、ディレクターたちはさすが、日々色々な経営者のサポートをしているからか、私に対しても「社長がやるべきこと」「自分たちがやるべきこと」をササっと切り分けてくれて、私の粗い仕事の振りにも「任せてください」と頼もしくグイグイ業務を巻き取ってくれるようになりました。

また、先輩アシスタントも、ディレクターを支え、新メンバーをフォローし、横のつながりをつくって、ワカルクのカルチャーをより強化し広げる役割を担ってくれるようになりました。

実は、組織図をみんなで共有したのは今年の8月が初めて。
人数も増え、役割も増え、足りないところもいっぱいあるけれど、1人1人がワカルクという会社を担っている大事な一員であることを共有し、この先にどんな組織にしていきたいかも可視化して伝えるようになりました。

人数が増えているので、もちろん新たな問題は日々起こりますが、この頃から私は、自分だけじゃなくていい、みんなで乗り越えようと思えるようになってきました。
チーム力が確実に増してきた実感が出てきて、毎週定例で全メンバーが書いているワカルクのMVVに基づくエピソードにも一人感動することが増えました。

人じゃないとできないことに人で勝負する

ワカルクのサービスは、「バックオフィス業務の代行業」とうたっていますが、いわゆる経理や労務などの守りの業務の推進だけでなく、営業やマーケ、CS部門などの攻めの業務、更にはまだ形のない新しいプロジェクトの幅広いテーマのサポートまで、お客様に指示を受けるのではなく、同じ目線で考えて推進できることです。

最近は、
・プロダクトリリース直後のスタートアップ企業様
・常に新規プロジェクトを複数手がけているコンサル会社様
・既存事業でもよりスムーズな業務を構築したい、品質を上げるチャレンジを一緒にして欲しいという企業様
などからのご依頼が増えていて、創業当時から掲げている「事業推進パートナー」を体現できるようなポジションでパートナーシップを組んでいただけるようになってきました。

私たちは、お客様毎に様々なITツールを使っていますが、それを使いこなすだけのスペシャリスト集団ではありません。
そもそもお客様は何を実現したいのか、そのための最短距離の業務プロセスは何なのか、を一緒に考えて伴走できる集団でありたいと思います。
それは、どんなに優れたツールが開発されたとしても最後は人間でないとできないことだと思っています。

人でしかできない領域に人で勝負するには、物事の考え方、仕事に取り組む姿勢、相手を理解する力の基礎力を高めておくことが当たり前だけど一番重要だと、私自身20年近く仕事をしてきて強く感じているところです。

ワカルクは人じゃないとできないことに人で勝負する集団でありたい。

来年は、更に磨きがかかったチームで、より多くのお客様の事業推進パートナーとしてお役に立ちたいと思います!

苦あれば楽もあった2022年

総括すると、2022年は「苦」もあったけど、それは覚悟を持って受け入れようと想定していた苦しみの種類であったということ。それ以上に、「楽」というか、想定以上の感動があった1年でした。
創業から丸2年、諦めずに信じて積み重ねてきたことが対お客様、対チームで芽を出し始め、その芽は小さいながらも創業時に想定してなかったぐらいの感動を私にもたらしてくれています。

ただ、まだまだワカルクも道半ば。もっと多くのお客様と多くの仲間と共に、次のステージに進みたい。今の状況に慢心せず、引き続き目の前のお客様に、一緒に働くメンバーに誠実に、当たり前を積み重ねていきたいと思います。

改めて、2022年、関わってくださった方全てに感謝をいたします。ありがとうございました!!
来年もワカルクをどうぞよろしくお願いします!

※来年も引き続き採用強化していきます!


この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?