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水泳大国オーストラリアと日本!両国の違いとは?

こんにちは!
Cheer Dreamers!代表の渡邊紗恵子です🌟

水泳強豪国、といえば、どの国を連想しますか??
日本、アメリカ、そしてやっぱりオーストラリアではないでしょうか?


今回は、オーストラリアでスイミングコーチをされている、草深亜紅さんにお聞きした「日本とオーストラリアの水泳の違い」について特に驚いたことについてまとめてみました🏊‍♀️

1.オーストラリアと日本の違い①
-13・14歳になるまで全国大会はない!?-

オーストラリアでは、水泳は日本より身近だそう。ただし、日本とは少し事情が違います。オーストラリアでは各家庭にプールがあり、日頃から海や水辺で過ごすことが多いといいます。そのような環境であるため、水泳を習うのは「速くなるため」というより、「命を守るため」という認識が強いとのことでした。

その影響もありオーストラリアでは、「幼い頃から速く!」花形選手をどんどん輩出!というよりかは
「選手生命を伸ばそう」という認識の方が強いそう。選手たちも、女子は13歳、男子は14歳になるまでは、音楽を習ったり他の競技をしたりとマルチに活動をしているそうです。

このような考え方なので、全国大会は13もしくは14歳になるまで開かれないのです。


2.オーストラリアと日本の違い②
-トップレベルの指導が田舎に住んでいても受けられる!?-

オーストラリアの指導者の制度は

- Development (previously Bronze)
- Advanced (previously Silver)
- Performance (previously Gold)と三段階にわかれておりDevelopmentは誰でも取得可能ですがAdcancedは数ある課題をクリアしたものだけが申請でき、Performanceに至っては世界大会選手を輩出する必要があります。(出典:NASE オーストラリア水泳留学)

上記の通りなのですが、Performance(以下パフォーマンス)コーチの指導なんて都会でしかも競技成績が良くないと受けられないでしょ!?


そんなことないんです。

オーストラリアでは、「パフォーマンスコーチ」と呼ばれるコーチが各州で5-10人おりそのコーチがそれぞれの地域を受け持ちます。
パフォーマンスコーチたちは、管轄の地域のスイミングを月に一度訪問し、子どもたちの指導をしたり、そこで教えているインストラクターたちの質問に答えたりします
このような制度によって、田舎に住んでいても、これから実力をつけていく選手たちであっても、パフォーマンスコーチからの指導を受けることができるのです!


水泳が盛んな日本とオーストラリア。両者の違いは色々とあり、草深さんのお話を聞いていてとても興味深かったです。


様々な国の水泳を調べてみるのもまた違った角度から水泳を知ることができるので、これを機に調べてみてはいかがでしょうか?


草深さんの想いがつまったブログもぜひ↓↓


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