見出し画像

「教義と隣国」毎日ショートエッセー:古い羅針盤127章

戦前、戦時中の「国民教」、戦後の高度成長時代の「会社教」、そして、今、日本はどんなイデオロギーの中で生きているのだろうか?「デフレ教」?「格差教」?「ネット教」?基本的には、無宗教と言われる日本人でも、何かしらの心の支えが必要なのだ。どんな時代にも、どんな国にも、それら社会を支える意思とか思考とか、そんな枠組が必要だ。あの賢者曰く、フィクションが好きなホモサピエンス。崇高で且つ自分たちをヒーロー、ヒロインとして描く物語が必要だ。それは必ずしも、未来志向とは限らず、過去に及んでも、そう在りたいと願う事もある。「逆説の日本史: 明治終焉編 韓国併合と大逆事件の謎 27」:井沢元彦 (著)を読んでいる。

ここから先は

600字
この記事のみ ¥ 100
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

最後までお読み頂きありがとうございました。よろしければ、サポートお願いします。文献購読&調査等に活用致します。