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「自律という作家業」毎日ショートエッセー:古い羅針盤141章

フェミニズム。このキーワードを使って何回もブログを書いている。その活動の中に、書く事で訴える、書く事で周囲に理解して貰う、そんな試みがあるからだろう。故に作家とフェミニズムの相性は抜群であろう。作家になることで、手元に入る資金は生活の糧になるし、自立への大きな一歩となる。最近愛読している朝ドラの女性裁判官の半生も、不平等な男女格差に贖う一人の女傑の物語に仕立てられている。女性には定年が存在しないとは格言であるが、ブラック企業に長年勤めて来た男性たちも決して幸福だったとは言えないだろう。定年後に不慣れな家事・炊事に加勢しても、足手まといになるばかり。更に、不味い食事をわざわざ作るのは、至って非効率ではなかろうか。いや、脱線した。「とぶ女たち」:小川公代氏を読んでいる。

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