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電子書籍出版の羅針盤 KDP 03投稿部門続き2

振り返ると
 
小説やイラスト投稿の経緯は01,02でご紹介しました。さて、エッセーを書くきっかけは何かと言えば、故小田嶋隆氏の存在が欠かせません。氏が日経ビジネス電子版に週一で辛口の時評を掲載していたのを、毎回面白く読んだ為です。世代的にも似通っていて、反組織、反骨、反権力思考の文章を一目で好きになった記憶があります。特に、当時飛ぶ鳥を落とす勢いであった安部首相(こちらも故人となってしまったが)に対し、反知性主義と大胆にその不条理な世界を糾弾してみせ、心の中で喝采したものでした。大手新聞も権威ある雑誌も、誰も公然と批判を控える中、真正面から正論を唱え、その不正を糺す姿勢が心地よく、これこそがジャーナリストとしての姿であると感動もしたものでした。出来れば、氏程、筆力がある訳ではないものの、同じ関西出身の反骨魂を持った作家として、自分なりの正論を書いてみたいと思ったものでした。
 
 

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