「グレートリセットという警鐘」毎日ショートエッセー:古い羅針盤128章
予言というものは、兎角注目される。一寸先は闇という生物の置かれている宿命に対して、何とか抵抗したい、備えておきたいという切なる願望は、理解され易いからだ。至近な例で言えば、コロナ禍然り、それ以前であれば、3・11然り、更に遡れば、リーマンショック然り。数々の出来事が世界を揺さぶり、人々を動揺させた。同時に、多くの人々はその命を落とし、あるいは財産の多くを失っている。それほど、未来予測は困難なものだ。このブログでも出来るだけ先駆的且つ見識家の書籍を紹介しながら、先読みを続けているが、この坂は上り続けるのか、何処から崖なのか、全く分からずも、前に進むしか手立てがないというのが正直な本音だ。最強の分散投資(資金のみならず、住む場所、勤める職業種も含め)も、世界級のクライシスには全く歯が立たないのだから、始末が悪いのだ。「金融暴落! グレートリセットに備えよ」:岩永憲治氏を読んでいる。
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