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「2023.12.24」週刊書評まとめ:古い羅針盤133章

今週のお題:
「テルマエと浮世風呂」(△):本村凌二、「日本語の大疑問」(〇):国立国語研究所編、「誰でもよいあなたへ」(〇):伊藤潤一郎、「ヒトラーはなぜ戦争を始めることができたのか――民主主義国の誤算」(〇):ベンジャミン・カーター・ヘット、 寺西のぶ子。
「テル・・」は元々無理筋の比較論。世界は繋がっている。それも時を同じにして。その辺りの考察が不足している。「日本語・・」は多くの識者が語る語学論。「誰でもよい・・」は詩人とは哲学者であるべきとの持論の展開だろうか。両者とも、言霊を大切にしている。「ヒットラー・・」は民主主義の現代危機を第一次世界大戦後の世相と類似と、欧米人は危惧して居る様だ。はてさて、その通りなのか。政治の劣化はやはり、気になる所ではあるが。


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