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「妄想という警鐘の歴史 」毎日ショートエッセー:古い羅針盤127章

今月初めに、「妄想する頭 思考する手 想像を超えるアイデアのつくり方 (単行本)」暦本 純一氏を読んだ。こちらはどちらかと言うと未来志向の妄想とも言えようか。一方、私も含めて書き手はどちらかと言うと、願いが叶うようにと妄想を膨らまして、物語を綴ったりする輩。だが、更に上が居る。時代の空気を読み、そこに住み難さを微妙に感じ取り、在らぬ(本人にとっては当然の事であるが、周囲にから見れば、奇異で受諾し難い行動や言動)想定を周囲に訴える人が居る。否、居たと言う。それを過去の歴史として、編集した書籍が登場した。「妄想の世界史 10の奇想天外な話」ビクトリア・シェパード, 柿沼 瑛子他を読んでいる。

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