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ポピラやりたい

ところでポピラはご存知ですか。
小学生の頃だったので、2000年以降。家庭用体感ゲームがたくさん発売されたのです。テレビCMに覚えがある方いらっしゃるんじゃないでしょうか、「テレビに繋いですぐできる!」って言ってた、あの類です。赤白黄のAV端子で接続するだけでゲームが遊べる手軽さが売りだった、と思う。多分。

小学生当時、クラスメイトの誰かのお家にお邪魔した時に見かけた黄色い円盤。それがポピラとの初対面。
落ちてくるボール?をリズムに合わせてボタンを押して、打ち返す。音楽ゲームです。音楽ゲームへの初めてのふれあいに感動しテンションが上がった自分は、家に帰って早速母にほしいとねだり、無事新作の後継機『ポピラ2』を買ってもらったのです。

ポピラの面白いところは、リズムゲームのくせに「カバーが効く」ところ。

音楽ゲームって普通、タイミング良く叩けると”GREAT”、大体合ってると"GOOD”、悪いと”MISS”…という感じ。「リズムに合わせてどれだけタイミング良く叩けたか」で判定されるものです。最後に総合結果でクリアだとか何ランクだとか。

ポピラは、降ってくるボールに対応したボタンをタイミング良く叩くと、ボールが上に跳ね返って飛んでいきます。これが”GREAT”判定。叩けないとボールはそのまま落ちていって”MISS”判定、持ちライフが1つ減ります。
ちょっとタイミングがずれる、いわゆる”GOOD”判定でボタンを押してしまうと、なんとボールが中途半端に打ち上がって、また戻ってくるのです。そしてそれを打ち返せるのです。
プレイヤーのライフは8つ。ボールを1つ落とすたびにライフが1つ減るので、8ミス以内でクリアしなくてはいけません。落とすわけにはいかない。
なのでタイミングを間違えて跳ね返りきらなかったボールも、譜面どおりのボールを打ちながら、合間に打ち返す。上手く行けばミスせずに済む!あわよくばパーフェクトクリア出来ちゃう!すごい!

ただ、この中途半端に跳ね返ってきたボールに気を取られて、譜面通りに落ちてくるボールを上手く打てず、ブラウン管がボールで溢れかえってゲームオーバーになることもしばしば。素直にミスを受け入れるのもクリアへの選択肢、というゲーム。面白いんだなぁこれが。

中学の時に入院して、退院したら家からポピラ2消えてました。ついでにPS2 も無くなってた。それっきり。

お風呂で頭洗ってたら、急にこの『ポピラ2』に収録されてる楽曲が脳内で流れて、それ以降もうポピラやりたくてしょうがないったら。
『レンジフードまっくろけ』って曲が好き。

中古買い直すかなぁ。

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