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仕事で出会った強敵(とも)の良い所を吸収すれば最強のビジネスマンになれるって話

あなたには強敵(とも)がいますか?
強敵と書いてともと呼ぶ方のやつです。北斗の拳のケンシロウが無想転生の時に纏うあれです。

俺にはいるぜ。
仕事で出会ってビジネス的死闘を繰り広げ、今も脈々と己の血肉として生き続けている強敵(とも)が。
※以下、めんどくさいので()は省きます。

この記事では仕事で出会った強敵を紹介していきます。
強敵たちのストロングポイントを取り入れていけば、最強のビジネスマンになれるとかなれないとか。

強敵① リサーチ力がえぐいK島さん

人材紹介会社の支店長。年齢は40代の方。

自分が働いていたとこは管理部門系に特化してたから、主に経理とか人事・経営企画職なんかの転職支援が軸です。
正直、経理とか管理部系って細かい違いはあれど、そこまで仕事内容自体に大きな違いはないんよね。
そこで重要になってくるのは企業のビジネスモデルに優位性や将来性があるか?といった点や業界的な立ち位置は?とか企業自体に関する情報。
これを短時間で掴むのが難しいのよ。

このK島さんの何がすごいって、企業のことを短時間でめちゃくちゃ調べて企業の勘所を掴むとこ。

・企業HP
・有価証券報告書(上場企業)
・社長やアポ相手のTwitter、Facebook
・リクナビでの情報
・競合他社や業界立ち位置
 etc…

ふんで上記の情報をふまえて、課題がありそうなポイントを想定したり、おそらくこんな会社なのかな?って仮説を立てて訪問の時に企業担当者に質問をする。
その仮説があたってると先方の信頼を得るのも早いし、逆にちょっと的外れでも、その場で実際にこうですよって修正してもらうことで情報の精度も上がる。
もちろん、こんだけ自分の会社のことを調べてくれてるんやって相手は感激して他社の営業マンとの差別化も図れる。

ここまでやってる人って意外と少ないんよな。
自分も、このK島さんと仕事するまでは企業の基礎情報とかは調べてたけど、ここまで企業を調べつくすことはしてなかった。

強敵(とも)ポイント:相手を徹底的に調べて情報把握。
戦況を豊富な知識で絶妙な解説を入れてくれるトキの如く。

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強敵② 鬼速レスポンスのS谷さん

続いてはこの人。取引先の部長。30代後半。
ビジネス書には掃いて捨てる程、書いてある鉄則。
「レスポンスは早く」を誰よりも体現する男。

鬼速エピソード
・チャットで連絡したら返事は基本1分以内
・仕事で変更を依頼した際はその場で実行
・こちらから提案した内容が良ければ即実行
・次回アポ日時もその場で決定

お昼の12時台のメッセージ入れても常に即レスやからいつ飯食ってんのか心配になるレベル。
ここまでは、やりすぎな気がするけど、やりすぎる事で印象に残るのも事実。

仕事でやり取りすることって色々あるけど、基本向こうからメールが来るってことは疑問点や解決したい事象があるから連絡してきてる訳。
これに対して返事が遅い、こないってのは相手からしたらすごいストレスなんよね。なのでメールを見たら即返信。すぐ回答できる内容じゃなくてもいつまでに回答するのか即レスするだけで安心する。

仕事において速さは感動を生むってことを改めて実感させられた強敵。
敵ながら凄まじい速さであった。敵ちゃうけど。

強敵(とも)ポイント:レスポンスは鬼速で。
その流れるような突きの速さはレイ

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強敵③ 熱意が服着て歩いてるT田さん

立ち上げ期に参画させてもらったWeb制作会社の社長。30台中盤。
めちゃくちゃエネルギッシュ。
すごい所としてエネルギーの絶対量が多い。そしてプレゼンに強い。
Web制作会社なんで、お客さんにプレゼンで提案してメリットを感じてもらえないと当然ながら受注できない。
企画書の構成とか出来が良いのは勿論ながら、彼がプレゼンする時、社長として絶対にその仕事を取るんだという強い覚悟と熱意がすごい。

熱意が服着てるエピソード
とある外食系企業の大型案件(新卒採用におけるサイト・パンフレット制作など)を獲得する為に複数回プレゼンの機会をもらったが社長がOKせずお断り。
余談だが、ここの社長は現場の叩き上げ社長でめっちゃ強面で背もデカい。
普通ならここで諦めるが、T田さんは違う。泣きの一回で再度提案の機会を取り付け、というか乗り込むのに近い形で社長に直談判し結果的には仕事を見事に受注。
強面社長に後日聞いたところ、値引きと成功報酬の条件を詰めるといった現実的な側面もあるけど、一番は彼の覚悟と熱意に心打たれたのが決め手だったとのこと。

真剣に物事に向き合う人の覚悟と熱というのはちゃんと伝わる

強敵(とも)ポイント: 情熱は隠さずさらけ出す!
その瞳の奥の覚悟に山のフドウの姿を見た

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強敵④ コミュ力の化け物 T中さん

仕事というより、自分が高校生の時にバイトしていたファミレスにいた先輩。当時彼は大学4年生。

自分はバイト始めたばかりの高校生。勿論、仕事における考え方とかこうあるべきといったものもないけどT中さんの仕事っぷりから学ぶことは多かった。

彼の何がすごいって、その突出したコミュニケーション力。

ファミレスには色んな人が働いている。大学生、高校生、フリーター、年齢性別も様々。高校生の自分からすると年齢が近い人とは比較的話せる方だが、ちょっと気難しそうな人や60歳位の元料理人など一癖も二癖もある人達と思うようにコミュニケーションは取れなかった。
けど、T中さんは違う。

コミュ力お化けエピソード
・バイト初日の人間に必ず積極的に話しかける
・人に対する好き嫌いがない
・誰ともマトモに話してるのを見たことないコミュ障気味の古参フリーターとも意思疎通が図れる
・周りに気を配り適切なアドバイスや士気を高めることを言える
・バイト先で当然彼女も作る
→最終的にそこで働いている全員がT中さんのファン。
送別会では号泣するスタッフも。

強敵(とも)ポイント: コミュニケーションは自分から。臆せずに!
その姿は大人になって北斗の軍のリーダーとして人望を得たバット。

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まだ見ぬ強敵を求めて

これからも仕事をしてると、どんどん強敵が現れるやろうけど、そいつらの強さを胸に刻んで夢想転生の後ろの人物に加えていったれば最強のビジネスマンになれるって話でした。
お読み頂き、ありがとうございました。

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