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【星】”才能”は”お金を稼ぐため”?!

このカードは、なかなか奥が深くて、
書いている最中にまた気づきがあり、
記事を書くのに時間がかかってしまいました。

【星】の一ページは、大スペクタクル。
人生を通した3段階の気づきについて書きたいと思います。


一段階目、このカードのキーワード、“希望”。
子供のころにさかのぼります。

大人になったらなりたかった“希望”の職業

あれは幼稚園のお迎えの時間。
私の楽しみは、クラスメイトの弟や妹、小さな赤ちゃんに挨拶することでした。
手を差し伸べると握ってくれる、無条件の愛。
優しく声をかけると向けてくれた、無垢な笑顔。
私は、赤ちゃんをあやすのが大得意でした。
(少なくともその当時はそう信じていました。)

なので、私は、もっとお世話がしたかった。
母に何度ももおねだりしました。
「妹か弟が欲しい」

でも私は、末っ子という宿命をもって産まれてきたようです。
神様にもサンタさんにもお願いしましたが、
妹や弟はできませんでした。

そんな私に、母は、
「保育園の先生になったら赤ちゃんのお世話する仕事につけるよ」
と教えてくれました。
(幼稚園だったので保育士の仕事を知らなかったのです。)
なので私の将来の夢は、保育園の先生でした。

中学校で、職業体験というイベントがありました。
私は迷わず保育士の体験を選びました。
しかし、この、保育士の体験はアンラッキーでした。

2歳児のクラスを担当したのですが、
先生がとても冷たい。
「何をしたらいいですか?」と聞くと、
「部屋の隅で見ててください」と言われました。
2歳児たちは、知らない人でも中学生でも私を「先生」と慕い、
遊びに誘ったり手伝いをお願いしてくれたりしたので、
子供たちとの関わり自体は体験でき、楽しかったのですが、
”保育士って、こんな怖い人ばっかりなのかな。。。”という、
悲しい偏見を生んでしまったのです。

大きな黄色い星、希望をみつけたものの、私は将来の夢を失い、何をしたらいいのかわからなくなりました。

海外で知った”私の可能性”

二段階目は、数秘に起因する学びです。
【星】の図像をご覧いただきますとわかる通り、
大きな黄色の星の周りにある、ちいさな白い星。7つありますね。
これは、’生命の周期’を表すとされていて、
転じて、”才能を見いだす”というキーワードになります。

20代に時を進めます。
私はニュージーランドで語学留学しました。
NZに語学留学する経緯はこちら。

観光ビザで入国したので、働くことは禁止ですが、
お金はカツカツ。

節約して生活する方法か、
ビザなしで働く方法がないかなーって思ってました。

そんな中、語学学校の掲示板で、ある広告が目に付きました。
その掲示板は、普段はイベントや飲食店のチラシが主に貼られているのですが、
Au Pair Wanted” と書いてあったのです。

「ウォンテッド。。。てことは、人材募集?」

このタイトルに続いて、
「宿泊は用意してあります。短時間のベビーシッティングと簡単な家事をしてもらいます」
と書いてありました。


”Au Pair”の意味を調べてみると、
金銭的に余裕がない学生に居住と食事を与える代わりに家事や子供の世話を安い賃金で頼める交換条件の文化が言葉の起こりだそうです。
現代はこれが発展し、オーペア斡旋会社などもありました。

結局、この広告は釣りで、ご縁はなかったのですが、この広告がきっかけで、私は、保育士ではない保育ができることを知ります。
私が見た保育士の仕事は、たくさんの子供を大人一人で見なくてはならなかった。
保育士は、”安全ウォッチャー”で、”規則タイマー”になってしまっていた。だから私はこの職業に魅力を感じられないのかもしれない。

1家庭の子供をほぼ一日、付きっ切りでお世話。

これは、”疑似お母さん体験”!!!

私は、”この仕事に出会うために、この地に導かれたのではないか”とさえ思いました。

ワーホリの期間、オーストラリアとニュージーランドで5件のお宅にオーペアしました。

私の持論ですが、”才能”とは、最初からうまくできることではなく、失敗や挫折をしたときに立ち直れるか、もっと挑戦したいと思えるか、だと思うのですが、この”疑似お母さん”職は、まさにそうでした。

5歳の男の子を見ていた時、トイレで失敗し、頑なに私の手を借りたがらず、「ママを呼んで」の一点張りで、トイレに籠っちゃう、なんてことがありました。
私は、その後、こういう事が起こる前にいかに距離を近づけておくか、という研究をしました。

好き嫌いが多い子供のランチを担当するとき、いかにして「食べてみよう」と思わせるか、試行錯誤しました。

オーペアの仕事は、楽しく、向いていると思いました。

しかし、この職業も、私の天職ではありませんでした。

前述したとおり、賃金は極端に低く、キャリアステップを踏む必要性が出ました。そうしてキャリアパスを調べたときに、気づいてしまったのです。
キャリアステップを上げれば上げるほど、子供とのかかわりが薄くなる。
現場を卒業すると、スーパーバイザー、マネージャー、チューター、という感じで、オーペアや保護者を対象にする職種に移る。
これは私の通りたい道ではありませんでした。

経験したかったのは”母になるため”だった⁉

三段階目は、図像の下半分に関連します。
図像の下半分は、潜在意識を象徴します。

この裸の女性(私自身)が、泉(精神性)から水(可能性)をくみ上げ、大地(生命力)に撒いている。
この図像から、潜在意識の示す、自分の可能性や希望を見いだす、ということが読み取れます。

さて、時を経て、私は母になりました。
あの頃、情熱を傾けていた、”子供への愛”の形は変わってしまいました。
自分の子供を持つと、わが子が一番かわいい。
我が子がかわいいあまり、他人の子へ我が子と同じ愛情を向けられなくなっていました。

なんというか、他の子の態度や表情を通して、
母の心情が透けて見えてしまって、苦しくて、目を背けてしまうようになってしまったのです。

あの頃、あんなに保育に希望を持っていたのに。
妊娠中には、うちの双子が学校に上がったら保育業に復帰する気だったのに。
どうしても復帰する気になれなかった。

答えは、”お金を稼ぐ”ことを考えたときに出ました。
詳しくは【月】のページで書くことになると思います。

つまり、学ぶことや経験値は、お金を稼ぐことの為だけにあるものではない、と知ったのです。

最近、この記事で腹の底にすとんと落ちました。

人に影響を与えるには、

自分が世界や人の評価に支配されたり、

縛られたりしないこと

お金を回している人の意識はどうなっているのか/かげした真由子先生

【星】のカードについて考えたとき、
私は”子供への愛”について考え、そして辿り着いたのでした。

私は、子供たちに誇れる人間でありたい。
誇れる人間であるために、誰よりも自分を大切にし愛している人になろう。
自分のすきな自分でいるために、お金で自分の価値を測るのをやめよう。
わくわくすることに正直でいよう。

そんな私の太陽星座は、かに座。

蟹座の人が人生に求めるものは、「感情や愛情を大切にしたい」ということです。
蟹座の人は家族や親しい友人などの身内に惜しみない母性愛や忠誠心を向けます。

星読みテラス

これまでの希望、経験は、それぞまさしく、
”母になるため”にあった。
こんなにもこんなにも、
私は我が子達の“母”になることを切望し、準備してきた。

”疑似お母さん体験”が、未来への布石だったのです。

私は”希望”をまっすぐ見つめ、
”才能”を開花させるためにこれまで経験してきた。
しっかり天命を見つけて全うする道を歩んでいるじゃないか!

といことで、

占星術も勉強してみることにしました。

タロット講座と並行して学んでいきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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