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2019年10月の記事一覧

朝礼と私

散らばった短歌の整理をしてました こっちが先と目下の仕事

朝礼でなんか言ってる部長でもわたしのうわの空には負ける

あれだとかこれだとかそれだとかサボるみち征く重量級の、渋
#短歌 #日記

P.S

底にある願い慈しむ君の想いを抱く私の願い

最果てをしたためて遠近感の渦の道を歩いていきます

ブラボーと君に捧げる日記が去りて泣き止まないひとりと葦辺

もう終わり最期の涙 微息の生を逝きゆく祖母の冥福

オヤスミのあいさつ いち、に、さん、と号令をかけてく収監ひつじ

いるいらないいるいらない必然性が応える自然を受け容れる

個々にいるって君につたえるGPSいつもオシゴトおつかれさまです

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2019.10.27

2019.10.27

行間に詰まる君いないときのながれにあてもなくパピプペポって

覚悟して待つことになる60分は昨晩の宿題なのでした

感嘆な手解き君のほほえみをおもてに受けていちにちがある

さよならのはにかみいつも首傾ぐ君のこころは揺りかごに似て
#短歌 #パピプペポ短歌

2019.10.26

2019.10.26

離れてる近づいたって離れてくうらはらな親う想いを君宛てに

遠い眼差しに映る光景が現実的で応援してる

投げだした足にあった靴 天日干しには時間がかかる秋の雨

15時のティータイムなんて洒落もなく言葉足らずに沈みゆく時、
#短歌 #日記

2019.10.25 夜

2019.10.25 夜

眠くって、眠れる夜も眠れずに慌ただしく過ぎゆく嘆きの、

ありえない怒涛の十月〆までも孤島化してる地続きの千葉

大雨の余波はつづくよ真夜中に帰宅の列の渋滞難民

痛み除け馴染む故郷いつだって帰るところに優しさがある
#短歌 #日記

2019.10.25

2019.10.25

雨あがり決めて立ち寄る金曜のカフェをめざしたルートに至る

操縦を不能とかかげこれからの傘は骨となる 雨の墓情

勇ましい雨つづくこの秋を選択のバスの中より見ています

いいねたくさん見えるなか0立ちの勇気なんかなくたっていいのに

※ Twitter仕様

逝っとけと烙印を押されあるいてく中二階を主張の廊下を

※ うたよみん、Twitter、仕様です
#短歌 #日記

秋 憂い

秋 憂い

騒がしいとは程遠い食欲を君にあげよう 秋のギフトです

マイナスのオーラを放つ秋憂い 冬眠枠をいただきまする

涼しい折、フリルがあたるくびすじに風邪はいかがとぽかぽか温もり

順調に器用にできちゃうその技を習得できる知恵をください

縁ひとつ置いてくさきにとどめる記憶いち、に、さん、と重ねたゆえに

書きかけの短歌を消してゆくお節介なのだと気づいた為に

せいいっぱい伝えるいいねTwitterた

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お昼寝したかった日

お昼寝したかった日

夢の中 スターバックスは順々にオーダー取ってて同じで違う

弱ってるメンタルケアに十月の即位の礼は他人事、ごめん

限りある資質の源に芯だけがあるスカスカの、さようなら
#短歌 #日記

読み書き、のち嫉妬からの復活

読み書き、のち嫉妬からの復活

クレーンがしずかにみまもる千葉駅の雑踏にいるマスクら仲間

爪先の伝線タイツは夜だから見えてるわたしの秘密です

ヒトのあゆみは速くって人の歩みは鈍(のろ)くってぎざぎざばらんす

ヒトのあゆみは鈍(のろ)くって人の歩みは速くってぎざぎざばらんす

なにげないガラス瓶からあふれでるきらきらメンタル輝けよ 我

旅立つ君のゆくみちにオレンジジュースをそえている 風邪の巣コロリ

羨ましい 嫉妬に近

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パリコレのウォークこれみよがしにとイチゴのハットでカメラ目線

※ ミルフィーユをモチーフとして

柊の実に粧し込んでく冬眠の秋の銀杏たちったら

乾杯のビールだけの付き合いを貫いていくつまらない風邪

つり革に能動の腕をあずけてる朝の通勤スイッチ いつかしら

マスカラがぽたっと一滴なみだぶくろにおちたからおともは黒子
#短歌

10月半ば。

10月半ば。

お気に入り作家に挑む黙読の君はいつだってシカトする

口数の少ない君を思えば君も君もって出てくる不思議

雑踏の渋谷の街を颯爽と歩けなくってスクランブル害

好きにならずにいられない(なんてなく)いいひと止まりの上から目線

横顔をいつも見ていた いつだってわすれなかった今だって君を

史といえば気になる君の名の文字を隠して想う、好き未満かも

わざとするサヨナラごっこも週末のエンドロールならでは

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日曜の日記 (基本的に提出物⁈が遅いのは本業がメインだからです)

日曜の日記 (基本的に提出物⁈が遅いのは本業がメインだからです)

眠る猫の愛しちいさきおててかな肉球をひとつふたつと、釦

※ 眠る猫←眠るこ

アイロンをかける枚数 いち、に、さん、しぃ、ごぉ、ろく、日曜の掟

ギリギリの欄干の上を歩いてるわたしは死ぬ死ぬ詐欺なのか

いっぱしのにんげんなみの日曜にメカに乗らない自分リセット

背伸びして君の感性奪いとるそんな知恵などなくてなくていい

まぁまぁ硬い食パンのフレンチトースト仕上がりは毒味にも似て
#短歌 #日

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タイトル『交差点』

タイトル『交差点』

傘わすれてませんか?声かけて気遣うサラリーマンのおもいやり

※ 過去うた

一日分の黒さを捨てるサラリーマンの帰路の横断歩道

※ 過去うた

軌道に沿うリーマンの背に夜なんてないはずなんだって夢をみる

※ 過去うた

クレンジングシートの夜中パピプペポ

このゆびにとまれーーってパピプペポ

追い込んで仕上がる短歌パピプペポ
#パピプペポ川柳 #短歌

クレンジングシートの真夜中

クレンジングシートの真夜中

遺言にキミと連名価値なしに黄色信号が灯っています

助手席に君がいたなら何でもいい居るだけだって淋しくないよ

素顔って果てしなく遠くっていつだって外面ばっかり見てる

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パピプペポ
#パピプペポ川柳 #短歌 #日記