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10月半ば。


お気に入り作家に挑む黙読の君はいつだってシカトする



口数の少ない君を思えば君も君もって出てくる不思議



雑踏の渋谷の街を颯爽と歩けなくってスクランブル害



好きにならずにいられない(なんてなく)いいひと止まりの上から目線



横顔をいつも見ていた いつだってわすれなかった今だって君を



史といえば気になる君の名の文字を隠して想う、好き未満かも



わざとするサヨナラごっこも週末のエンドロールならではのbye-



冷えピタも熱さまシートと改名の時(とき)の微熱をおでこに貼った



#短歌