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夕暮れのウクライナ

ロシア(ソ連)の映画監督、アンドレイ・タルコフスキーの「惑星ソラリス」から、わたしの好きなタルコフスキーの青。

彼の映像美には、何度涙を流したことか。

アンドレイ・タルコフスキー「鏡」

彼のお父さんは詩人で、作中にも度々その詩が台詞として出てくる。

「逢瀬の一瞬 また一瞬を
 祭りのごとく祝った

 世界は二人のもの

 君は鳥の羽より軽やかに
 大胆に

 階段を駆け下り
 僕を誘い入れた

 ぬれそぼるライラックの
 中を抜け

 鏡の向こう 君の世界へと」

ロシアのアニメ詩人、ユーリ・ノルシュテインもお気に入り作家のひとり。

キュビスムの影響がみてとれる作品から、14-16世紀のフレスコ画や細密画の切り抜き、民芸刺繍...
アバンギャルドかと思えばアンティークな作風もあり、幅広い空気間の中で繊細にキャラクターの感情を描いています。

彼もまた、平和を祈って作品を作っている。

ロシアの芸術を愛しています。だからこそ、ロシアの政権が今していることを絶対に許しません。

ロシアを代表するウクライナ出身の画家、アルヒープ・クインジ。

静謐さ、郷愁、哀愁、そんな言葉が漂うどこか物哀しい情景。

月夜の絵に一目惚れし、この画集を購入したのは一昨年の冬のこと。

印象派と同じ時代、ロシアにこういった写実的な絵を描く画家がいたことに驚きました。

彼の描いた「夕暮れのウクライナ」。

こんなにも、美しいのに。

罪なき人々を傷つけ、そして美しい自然をも破壊する行為は芸術を愛する世界中の人々への裏切りでもあります。

歴史を知り、文化を知り、目を背けず周囲と語らい情報を共有し、ひとりひとり声をあげることが大切。その中で、わたしも少しでも出来ることを探します。

毎日毎日、胸が痛む。
どうか一刻も早く、ウクライナの方々が安心して眠れる日々が訪れますように。

🙏🇺🇦

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