コロンビアで、魚が最も売れる日
今日、3月29日、
正確には、3月最後の金曜日 聖なる金曜日は
コロンビアで最も魚の売上が高い日です。
一方で、肉屋の売上が最も低い日でもあります。
それはなぜでしょうか。
今年2024年3月最後の金曜日は、
スペイン語では Viernes Santo(ビエルネス・サント)と言い、
キリスト教、カトリック教での「受難日」
つまりキリストの死を記念する日です。
そのため、「死」を連想させる肉を避け、
代わりに、魚か、鶏肉などの白い肉を食べるのです。
そもそも祝日ということもあり、
多くの肉屋がお休みでした。
一方で魚屋さんはもちろん大盛況。
私の住むボゴタは、山の中の街なので
美味しい魚が手に入りにくいのですが、
この日ばかりは品揃え良くしておくのでしょう。
かと言って、コロンビア人全員が
全く肉を食べないかと言うと
そうでもありません。
これは、宗教観の違い。
敬虔なカトリック教徒はもちろん食べませんが
あまり気にしない人もいます。
こういうのも、とても勉強になりますね。
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