人それぞれの人生における重点
人生ってなんだろう?
自分は何がしたいんだろう?
頭の中で考えるようになったのは、大学生の時。
それまでは、ほとんどの人が歩いている道と同じ道を歩いてきた。
ただただ、みんなと同じ。
何も深く考えずに、学校に行き、部活に入り、勉強して、
そして行ける学力の大学に進学した。
本当に何がしたいとか、深く考えずに。
大学生になった頃から、歌の歌詞の意味に共感することが多くなった。
そこから、少しずつ生きていく意味のようなものを考えることはあったけれど、やっぱりなんとなく、一般的な道をたどっていた。
本当にどんなふうに生きていきたいかを考えるようになったのは、本当に最近のことだ。
人生における重点は、人それぞれだと思う。
どうやって生きていきたいか。
毎日どんな気持ちで生きていきたいのか。
必死に働いて、勉強して、手に職をつけた。
でも、ただただ毎日忙しいだけで、体は疲弊するばかり。
これでは、何のために生きているのかわからなくなったりした。
大人になったら、働いて、
結婚して、
子供を生んで、
家を買って、
定年まで働いて、
孫の面倒見て。
例えば、結婚してないと、
「何で結婚しないの?」
と言われ、
仕事をしてないと
「何で働かないの?」
と言われる。
結婚してなくても、働いていなくても、
その人が幸せを感じられるならそれでいいのではないか。
人に迷惑をかけてはいけないけれど。
私は、毎日毎日忙しくストレスを抱えてまで、
沢山働いてお金を稼ぐのをやめた。
働いているが、自分が自分をコントロールできる範囲でやってる。
働いてないとき何してるの?とか、
もっと働かないか?とか言われるが、
働いてない時にしたいことは沢山ある。
本を読む。
掃除をする。
映画を見る。
凝った料理を作る。
景色のいいところへドライブする。
語学の勉強をする。
などなど。
それでよく生活できるねとも言われる。
私は、ミニマリストまではいかないが、余計な物はいらない。
大きな家とか、
大きな車とか、
便利な電気機器とか。
家は小さな賃貸、車は乗り心地のいいコンパクトカー、洋服は着心地のいいものを稀に購入する。
高級レストランは行かないし、気に入ったリーズナブルなお店のみで外食する。
高級レストランは美味しいかもしれないけど、お金をかけないで、ピクニックに行ったりキャンプに行くほうが、リラックスもできてお金もかからないので私は好きだ。
そして、貯めたお金で、見たこともない各地の素晴らしい景色を見ることが私にとっての幸せだ。
私の義理の姉は正反対だ。
フルタイムで週5、10時間働き、その間子供はチャイルドケア(保育園のようなもの)に預ける。
時間がないので、週3はテイクアウトか外食。
3年前に、中古の家を購入、かなりのお金をかけてリノベーションした。
車を最近大きなものに買い換え、
今、新しい職を探している。
理由は、家の広さが十分出ないから、大きな家を買いたいから、お金がもっといるそうだ。
3年前に買って、お金をかけてリノベーションした家から引っ越したいから、もっとお金のいいところで働きたいそうだ。
パートナーさんも働いているし、今でも収入はうちよりもかなり高いと思う。
向上心?というのか、パワーに圧倒されるが、
ストレスでカリカリしているのを見るといかがなものか?と思う。
これが彼女の生き方で、彼女がそれで幸せならいいと思う。
しかし、これは彼女の選んできた人生であり、申し訳ないが、子守は丁重にお断りさせて頂いている。
自分で選んだものなのだから、自分で調整して生活していただきたい。
また、結婚せず、ご両親と同居している友人がいるが、
ストレスにならないほどにフルタイムで働き、
休日は趣味を楽しんだり、時にはご両親の手伝いをし、毎日穏やかにくらしている。
結婚はしてみたいそうだが、毎日穏やかで不満はないそうだ。
こんな人生だってありだと私は思う。
一体何を重点に生きていきたいのか?
それは人それぞれ違っていいと思う。
仕事で成功して大金持ちになりたいならそれもいい。
専業主婦で家族を支えて生きていきたいならそれもいい。
ただ、それに幸せを感じないのであれば、
何かしら行動できるのではないか?
最近になり、自分が人生で重点をおきたいものが明確になってきた。
自分と向き合い、何が幸せか、何をしていると心地がいいか。
そこに向かうために、今は何をするか。
普通とか、みんなと同じでなくていい。
自分がどうしたいか。
自分の人生で何に重点をおきたいか。
これを思考する事で、もっと幸せを感じられるのではないかと思う。
この文章を書いているだけで、なんだかワクワクしてくる。
自分のこれからの人生が、楽しいものになる予感がする。
そんな、ワクワクや心地よさを感じていられるような人生をおくるために、
何に重点をおいていくか、しっかりと考えて行動していきたいと思う。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
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