見出し画像

自分の感情と他人の感情

私たち生活は、感情にとても左右されやすいものだと思う。

頭の中の感情によって、幸せか不幸せかを自動的に判断をしているように思う。

私は、精神的に不安定になってから、その浮き沈みが激しくなった。

特にネガティブになると、消えてしまいたくなったりしていた。

精神が不安定になった大きな原因は過去にあったとしても、

その後の浮き沈みの原因は、とても小さなものだった。

まさに感情は、

私自身をコントロールしている指揮官

とも言えると思う。



私は、まわりを敏感に気にしたり反応してしまう、HSP(Highly Sensitive Person)だと思う。

音やニオイに敏感なのはもちろんのこと、まわりの人がどんな感情か、どんな状態か、気づきたくなくても気づいてしまう。

それで異常に疲れる事が多い。



精神が不安定になり、カウンセリングを受けるようになってから、カウンセラーさんに学んだ事は、

自分の感情に気づくこと

だった。

特にネガティブな感情。

過去の嫌な事を思い出して、辛くなった時、

ああ、また私はこの感情を感じている

と気づくこと。

名前を付けるのもいいらしい。

客観的に見る事で、その感情は薄れて、ニュートラルに近づける。

これができるようになってきたのはここ最近。

そして最近は、

他人の感情にも気づくこと

が、自分が人の感情に左右されない方法だと気づいた。

職場の上司がイライラしている時、

以前の私は、それに気付くとなんだか自分が悪い事をしている気分になってしまい、緊張して体が硬直し、思うように仕事がまわらないこともあった。

しかし、最近は他人の感情にも気づくことで、

それは他人の感情、自分の感情ではない事に気づいた。

他人の感情は、他人の感情。自分はそれを吸い込まない!

と自分に言い聞かせるのである。

例えば、上司がイライラして機嫌が悪い時。

ああ、忙しいからイライラしてるんだ。

ああ、私それを見てビクビクしている

それは、上司の感情。私のものではない。

私は今できる事を自分のペースでやる。

そして、意識して穏やかに焦らず動くようにする。


このように、

他人の感情に気付く

自分が他人の感情に気づいて、どんな状態か観察

他人の感情は吸い込まないと自分に言い聞かせる

ニュートラル

といった感じである。

これをする事により、自分がネガティブになる事も減って来ている気がする。



頼まれ事をされても、自分がやりたくない事に対して、

no

と言った時、相手が嫌な顔をする事にビビって、

嫌なのにyes

と言っていた。


でも、その

相手の嫌な顔は、相手の感情であり、自分のものではない。

無理やりyesと言って、それをやると

自分で自分の感情をネガティブにしてしまう。

だって、やりたくないんだから。


だからと言って、noとぶっきらぼうに言うわけではない。

相手にできるだけ敬意を払う感じで、

ごめんね、できない

を伝える。


これを意識するようになり、なんだか人付き合いが少しだけ楽になった気がする。


ただ、他人の感情でも、ポジティブな事はポジティブに自分も受け入れたい。

誰かが、ハッピーな話をした時は、それを一緒に感じて自分もハッピーになりたい。

誰かが笑顔の時は、自分もそれを感じて笑顔になりたい。


感情をうまくコントロールできるようになってきて、なんだか毎日が少し楽になって来ている。

まだこれを実行できているのはほんの数週間。

これを実行できるようになってきたのは、


・noteを書くようになった

・いくつかのスピリチュアル系のYoutubeを見た

・リラックスミュージックでマインドフルネスの 時間を取るようになった


これが大きい。

カウンセラーさんがいつも言ってたのに実行できていなかった事が、他の事と合わさってできるようになってきた。

繰り返す事で、自分の身になっていってほしいと思っている。



最後まで読んで頂いてありがとうございます。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?