睦月紗江

記事を書いたり詩を書いたり短い小説を書いたりしています。ここでは、人の苦手や弱い部分に…

睦月紗江

記事を書いたり詩を書いたり短い小説を書いたりしています。ここでは、人の苦手や弱い部分に触れる文章を書きたいと思っています。文章が寄り添ってくれると捉えるかは読んだ人次第。記事執筆のお仕事募集中です。ヘッダーは自分のスマホで撮った我が家の猫です。

マガジン

  • 睦月紗江の作品集

    私の短編小説・詩をまとめています。

  • 睦月紗江の独り言

    日常起こったことやふと思いついたことなど、いわゆるブログ的要素が強い記事をまとめています。

  • 睦月紗江のライター録

    ライターとして執筆した記事や体験談をまとめています。

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睦月紗江の自己紹介コーナー

睦月紗江のプロフィールをご紹介していきます。 プロフィール1998年1月生まれの女性です。 睦月紗江は1月生まれで「睦月」、紗江は本名の一部を使って漢字を変えました。 小説や詩は高校時代に趣味で始めて今まで継続しています。 卒業論文のテーマを初音ミクにする程のボカロ好き。 ライターとしては2022年から活動開始しました。 経歴関西学院大学国際学部卒業 某パチンコチェーン店にて1年半正社員をしたあと体調を崩し退社 現在はライターとして活動しつつ詩や小説を執筆 ちなみに

    • 逃げる(詩)

      現実から逃げることの何がいけないのか 夢から逃げることの何がいけないのか 嫌いな人から逃げることの何がいけないのか 逃げることは防衛反応である 自分を守るために必要なことである まさしく人間らしい行動である 逃げると人はどこかで痛みを伴う それは逃げた瞬間かもしれない 逃げてからしばらくたった時かもしれない そこでできた後悔という名の痛みはずっと体の内側に刺さり続ける 自分から逃げる人はその痛みも自分の責任と知ったうえで 長い間その痛みと付き合うことにな

      • 合計1000ビューに達しました!

        私ごとながら、ビュー数が合計1000に達しました。 諸事情で近頃はどうしても更新が不定期になりがちですが、少しでもみなさんに見ていただけていたのはとても嬉しく、励みになります。 ちなみに一番伸びていたのは就活の体験談記事でした。 なるべくリアルに感じられるよう意識したのがよかったのかな、と思っています。 気になる方はぜひ読んでみてください。 短編小説系も読んでいただけていたのも嬉しかったです。 我ながらいい出来なのでは、と。 こちらも読んでいただければ嬉しいです。 こ

        • やらなければいけないことができないのはおかしいことじゃない(睦月紗江の独り言)

          こんな経験はありませんか。 締め切りがかなり近い課題や仕事があって、やらなければいけないのはわかっているのにどうしてもできない。 結局手につかずあと伸ばしにして、締め切り前日や数時間前に慌てて仕上げてしまう。 私はかなりの回数経験してます。 言い訳に聞こえるかもしれませんが、やる気がないわけではありません。 むしろやらなきゃと思っているのに、体が運く動いてくれない感じです。 今ではストレスはあまり感じづらくはなりましたが、昔はただただしんどい思いでした。 しかし、私は断言でき

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        • 睦月紗江の作品集
          5本
        • 睦月紗江の独り言
          6本
        • 睦月紗江のライター録
          4本

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          SEO検定不合格で思うこと(睦月紗江の独り言)

          自己紹介の記事にSEO検定3級の勉強をしていると書いていたのですが、先日受験しましたところ2問正解数が足らずに不合格でした。 割とショックで週一の記事更新を抜かしてしまうほどにはダメージを受けてます。 勉強期間で言えば、1ヵ月もいっておりません。 しかし言い訳は無用ですね。 私の甘さゆえの不合格と痛感しております。 勉強時間も含めた時間管理や、テキストの読み込みが結果として足りていなかった私のせい以外の何物でもありません。 たった2問。 されど2問です。 この2問が記事を書

          SEO検定不合格で思うこと(睦月紗江の独り言)

          染まる(短編小説)

          とある世界のどこかに白がいた。 それは真っ白であることを誇らしく思っていて、白こそ正しいと考えていた。 そもそもほかにどんな色があるかなど知らなかったが、やはり白の存在するこの場所が正しいのだ、と。 白にとって白がいる場所がすべてで、世界だった。 しかしある日、白がいる場所に黒がやってきた。 黒は泣きながら、黒いことをひたすら嘆いているようだった。 ふらふらと、居場所を求めるように白の世界をさまよった。 それを見た白は、白と真逆で真っ黒なそれは白の世界に合わない、と考えた。

          染まる(短編小説)

          優しさとエゴは表裏一体である

          「人に優しくしましょう」とは、よく聞く言葉です。 実際、人に優しくしていたらほめられますし、状況にもよりますが冷たく接したらあまりいい目で見られません。 しかし、何をどうすれば「優しい人」になるのでしょう。 中学生のころ、道徳の授業で障がいを持っている方について話が出たことがあります。 その話はこうです。 とある視覚障がい者の方が、道に迷ってしまい横断歩道の手前で止まっていました。 困っていると見かけた人が 「ああ、渡れなくて困ってるんだね。わかりやすい通りまで連れて行っ

          優しさとエゴは表裏一体である

          自分の性別を決められるのは自分だけ(睦月紗江の独り言)

          私の性別は身体的特徴・性自認ともに女性です。 ただし、いわゆる「女性らしい」性格ではないとよくいわれます。 男子がはまるようなアニメが好き・話し言葉が時折男っぽい・仕草が男っぽいなどは、言われたことがあるセリフです。 私自身その自覚はありますし、まあ確かにかわいいものよりかっこいいもののほうに惹かれる傾向があります。 では、なぜ自分が女性だと言い切れるのか。 答えは単純で「私がそう思っているから」です。 私は世間でいう男子っぽいことが好きだし、服もスカートはあんまり履きた

          自分の性別を決められるのは自分だけ(睦月紗江の独り言)

          それは自分の意志?働き方に正解を求めない

          働くときに気になることには何があるでしょうか。 給料・人間関係・労働環境etc… 数えだせばいくらでも出てきますが、代表的なものといえば上記が多いです。 だいたいこの条件を満たすといわれていたのは正社員雇用が主でした。 しかし、最近では正社員ではなくとも働き方次第で十分条件を満たせる場合も増えていています。 例を挙げればクラウドソーシングサイトなども有名です。 では、働き方を決める際にはどうするのがいいでしょうか。 ここでは、私自身の例も用いてご紹介していきます。 働き

          それは自分の意志?働き方に正解を求めない

          レッテルを貼られる(詩)

          レッテルは多かれ少なかれ貼ってしまうのが人間のさがというものだが 出会う全ての人間にレッテルを貼らずにはいられない人がいる 真面目 ドジ 賢い 頭が悪い 要領がいい できない子 さまざまな人にあらゆるレッテルを貼り生きていく そして貼った後に満足そうに言うのだ 「ほら、君はこんなレッテルなんだから、その通りにしないと」 貼ったレッテル通りの行動がなければ やれ意外だ やれおかしいだ やれ君はそんな人じゃないはずだ そして修正してあげようと動く レッテル通りでないと変なのだと

          レッテルを貼られる(詩)

          えんがわを知っていますか(睦月紗江の独り言)

          お久しぶりです。 突然ですが、えんがわをご存知でしょうか。 家にある縁側ではなく、食べる方のえんがわです。 回転寿司などお寿司屋さんでよく見ますよね。 実は恥ずかしながら、私「えんがわ」をずっと何かの魚の名前だと思っておりました。 先日とある島にある祖父母宅で教えてもらった事実なのですが、えんがわは特定の魚の名前ではなく魚の部位だそうです。 ヒラメやカレイのヒレの付け根をえんがわと言います。 縁側に似ていることからそう呼ばれるようになりました。 私はあまり食べたことがない

          えんがわを知っていますか(睦月紗江の独り言)

          苦手は「克服しなければいけない」もの?(睦月紗江の独り言)

          苦手なことってありますか? 私は数えきれないほどあります。 電話・面接・目立つこと・自分の意見をはっきり言うこと・食べ物ならきのこ・オクラetc…。 世間ではよくこうした苦手なことは「克服したほうがいい」と言われることも多いです。 実際、子どもが苦手な食べ物はどうにかして食べさせようとしたり、発表が苦手な人は経験を積むと称してあえて人前で話す機会を増やしたりしますよね。 その結果苦手を克服したら、達成感もあるし周りの人からほめられた経験がある人もいるのではないでしょうか。

          苦手は「克服しなければいけない」もの?(睦月紗江の独り言)

          僕の夢(短編小説)

          朝起きて食卓に向かえば姉ちゃんがぼうっと座っていた。 「ご飯なにがいい?」 「わ、びっくりした。来てたんだ。えーっと、あれがいい、ふわとろ卵のオムライス」 「えー、あれ作るのすごく手間かかるんだけど……」 「そこをなんとか、お願いします弟様」 「はあ、まあ姉ちゃんがそこまで言うなら仕方ないなあ」 「さっすが、愛してるぜ弟よ」 「はいはい僕も大好きだよ姉ちゃん」 「え、弟に初めて大好きとか言われた怖」 「ひどくない?」 にやにやと笑う姉にため息を返し、キッチンに向かう。 キッ

          僕の夢(短編小説)

          最終5次面接まで行って笑顔で落とされた話【2020卒のリアル就活体験記】

          ふと、私が就活に終止符を打ったのが今ぐらいの時期だったなと思い出し、体験記を書いてみることにしました。 本当にただただ起こったことを書こうと思うので、就活がどんなものか悩んでいる学生の方がいれば、参考のひとつにでもしていただければと思います。 私が就活を始めた時期 私の就活は大学3回生の12月ごろから本格的に始めました。 とはいっても、やりたいことが決まっていたわけでもなかったので、オファー型のサイトに登録してみたり、とにかくいろんな企業の説明会に行ったりと、みんながやって

          最終5次面接まで行って笑顔で落とされた話【2020卒のリアル就活体験記】

          接客で笑顔ができない!誰でもできる笑顔に見せるコツを伝授

          「笑顔が足りないから、もうちょっと笑って接客して」 「もっと笑顔にならないとお客様に失礼だよ」 接客業をしていて、こんな風にいわれた経験はありませんか。 接客する際に、笑顔でいることは非常に重要です。 しかし、笑顔が苦手な方も少なからずいます。 接客中にずっと笑顔でいる理由がわからなかったり、笑顔でいるのに疲れたりする場合も多いです。 本記事では、なぜ接客業で笑顔が大切といわれているのか、どうすればずっと笑顔に見せられるのかを中心にご説明します。 笑顔のコツもご紹介します

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          言葉を喰らう

           人は言葉を喰らう生き物だ  喰った言葉が人を作っていく  しかしこの言葉とは厄介なもので  何を喰うかは選べない  周りが一方的に与えるのだ  その中には気づかぬうちに  良薬となっているものがある  その言葉を喰らっていれば  知らぬ間に見えない傷が癒されたり  世界の色が変わったりする  その良薬は  吐き出しても減ることはなく  周りの人へと広がっていく    一方  気づかぬ間に毒が混じっていたりもする  そして成長して気づくのだ  ああ、あれは毒だった  しかしそ

          言葉を喰らう