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初夏に聴きたくなる音楽(2024)

5月の夜の空気に季節の移ろいを感じながら、お気に入りの音楽を聴く時間が好きです。
今日は、私が初夏に聴きたくなる音楽をご紹介します。

秦基博『Rain』

秦基博さんの『Rain』は、新海誠監督のアニメーション映画『言の葉の庭』(2013)のエンディングテーマ曲。10代の終わりの雨の日の淡い記憶も相まって、大江千里さんの原曲(1988年発売)から更に「瑞々しさ増し増し」になったこのアレンジがとても好き。イントロから鮮やかな緑の葉に跳ねる雨粒が見えるようで、こんなにも原曲の良さを保ちつつ、映画にハマるアレンジができるものなんだなと、映画公開当時とても感動したのを覚えています。(…え?あれがもう11年前…!?)

ちなみに、過去に藤井風さんが秦さんの『Rain』をカバーしている、こちらの演奏もオススメ。

4年前、私が彼のピアノにハマったきっかけは、この動画だった。間奏部分のアレンジは特に藤井節炸裂で素晴らしい。未聴の方はぜひ一度聴いてみてください。

熊木杏里『水に恋をする』

学生時代から心を落ち着かせたいときによく聴いていた熊木杏里さんの楽曲の中でも、特にお気に入りの一曲が『水に恋をする』。
透き通るような歌声で丁寧に紡がれる歌詞の一言一言が胸に響く。何度聴いても変わらず、不思議なくらいスッと心に染み込んで、自分の気持ちを代弁して貰えたような喜びを覚える。そんな一曲です。

ちなみに、熊木杏里さんの曲では『君の名前』もオススメです。

米津玄師『地球儀』

米津玄師さんの『地球儀』を聴くと、映画『君たちはどう生きるか』の色とりどりの鮮やかな自然の描写を思い出す。力強く生命力に溢れたこの曲は、映画が公開された真夏のよく晴れた日にも似合うけれど、初夏のやさしい風を受けながら聴いても気持ちがいい。新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで、深呼吸したくなる曲。

あなたの側にも、心安らぐやさしい音楽が鳴り響いていますように。

2024.05.30

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