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社会的刺激があればこそ形而上の探究が加速する。真理の追求があればこそ実生活を楽しんでもそれに飲まれない。 社会科見学と彼方の探究。これを行き来しよう。

    • 移動の中で学んだり、生活経験と思考を往還した方が、頭でっかちにならずに思考に生命が宿る。そうすればどんなに抽象的で概念的な思考を繰り広げようとも、そこには生命のざらつきのような、肉感的な手触りが必ず伏流するようになる。思考と生活を反復横跳びするべきだ。

      • 多分もう二度と来ないであろう街の外れに偶然漁港を見つけた。お腹が空いたので何か食べようと思って、コンビニかちいさなパン屋さんが迷った。 もうここにくることは多分ないだろうと思うと、ここでしか食べられないものが良い、と思った。パンとラスクを買った。平凡だが、縁が一瞬交錯した。

        • 研究はほとんど苦行だけど、やはり楽しいなあ。その醍醐味は、まとまっていない不快な情報たちを取捨選択し、文章を書いていく中で、徐々に一つのストーリーラインが見えてくること、か。良い論文には良い物語があるのだろう。

        社会的刺激があればこそ形而上の探究が加速する。真理の追求があればこそ実生活を楽しんでもそれに飲まれない。 社会科見学と彼方の探究。これを行き来しよう。

        • 移動の中で学んだり、生活経験と思考を往還した方が、頭でっかちにならずに思考に生命が宿る。そうすればどんなに抽象的で概念的な思考を繰り広げようとも、そこには生命のざらつきのような、肉感的な手触りが必ず伏流するようになる。思考と生活を反復横跳びするべきだ。

        • 多分もう二度と来ないであろう街の外れに偶然漁港を見つけた。お腹が空いたので何か食べようと思って、コンビニかちいさなパン屋さんが迷った。 もうここにくることは多分ないだろうと思うと、ここでしか食べられないものが良い、と思った。パンとラスクを買った。平凡だが、縁が一瞬交錯した。

        • 研究はほとんど苦行だけど、やはり楽しいなあ。その醍醐味は、まとまっていない不快な情報たちを取捨選択し、文章を書いていく中で、徐々に一つのストーリーラインが見えてくること、か。良い論文には良い物語があるのだろう。

          シンプルすぎてもつまらないし、多すぎると整理がつかなくて頭が追いつかない。背負える範囲のカオスと、強力な論理が大事だな。

          シンプルすぎてもつまらないし、多すぎると整理がつかなくて頭が追いつかない。背負える範囲のカオスと、強力な論理が大事だな。

          ということは、書くこととは整理すること、だ!

          ということは、書くこととは整理すること、だ!

          不快とは、曖昧で理解できない状況のこと。快とは、明確で論理的に説明がつく状況のこと。少なくとも論文については、これが当てはまる。快を招くためには、混沌とした断片的な情報をつなげてひとつの文章の流れを作るだけで良い。

          不快とは、曖昧で理解できない状況のこと。快とは、明確で論理的に説明がつく状況のこと。少なくとも論文については、これが当てはまる。快を招くためには、混沌とした断片的な情報をつなげてひとつの文章の流れを作るだけで良い。

          できるところから書くことで、脳内の混沌がだいぶ整理された。筋道を立てて情報と情報を結びつけることで、記述や説明を生むことができる。

          できるところから書くことで、脳内の混沌がだいぶ整理された。筋道を立てて情報と情報を結びつけることで、記述や説明を生むことができる。

          書くこととは制約すること。無限大に発散する問題を捕まえるためには、まず書いて言葉に落とし込むしかない。

          書くこととは制約すること。無限大に発散する問題を捕まえるためには、まず書いて言葉に落とし込むしかない。

          単純作業、あまり面白くない作業をコツコツ続ける練習、しとくかあ〜得意にはならないけど、とりあえず耐えられる程度にはなるかもしれない

          単純作業、あまり面白くない作業をコツコツ続ける練習、しとくかあ〜得意にはならないけど、とりあえず耐えられる程度にはなるかもしれない

          研究、単純なデータ収集と整理をやればいいとわかっているのだけど... 単純作業にそこまでのモチベが湧かず、なんだか進みが鈍っているような...?隙間時間でサクッと作業した方が、むしろいいのかも

          研究、単純なデータ収集と整理をやればいいとわかっているのだけど... 単純作業にそこまでのモチベが湧かず、なんだか進みが鈍っているような...?隙間時間でサクッと作業した方が、むしろいいのかも

          計画。目的があって、そこへ真っ直ぐ辿り着くためにできることは?と問われる。それなりに応える。内心ヘラヘラしている。やる前からわかるわけないだろと思う。 どうして、まっすぐ行かねばならないのか。やる前から目的地はわからない。とりあえず始めてみるしかない。思考停止で始めるのが良い。

          計画。目的があって、そこへ真っ直ぐ辿り着くためにできることは?と問われる。それなりに応える。内心ヘラヘラしている。やる前からわかるわけないだろと思う。 どうして、まっすぐ行かねばならないのか。やる前から目的地はわからない。とりあえず始めてみるしかない。思考停止で始めるのが良い。

          六法全書とセイレーン

          堅く磐石な心で、自律した我を守りたいと思う。 その一方で、柔らかく揺らぐ心が彼方の熱情に我を失いたいと願っている。 答えはその真ん中にあると、漸くわかり始めた最中、粗削りの熱情が後ろ髪を引いて歌い呼ぶ。追憶も希望も忘れるほど、今という時間点の地面を足で踏み締め道筋が見えた時ほど、忘れたはずのそれらが名残で挟撃してくる。進めば進むほどに、過去と未来とが表裏一体に押し寄せる。 その声に、耳を傾けるか?それとも耳を塞ぐか? それはまた別の話。少なくとも、この響きを 聞き取ること

          六法全書とセイレーン

          研究=「調べて書く」こと

          *研究とは,「調べて書く」こと 自分の頭でゼロから何かを作り出すのではなく,先行研究やデータなどの既存の情報をもとに,問題を立て,データを集め,理論や方法を用いて分析を行い,問いに解答する形でなんらかの知見を論理的に提出する.社会現象の観察を通じた記述,要因を措定する説明,提言をも行う規範の三要素がある(社会学の力). 詩歌や物語とは異なる.それはそれで面白い遊びなのだが,研究は研究,創作は創作である.そして自分のメインワークはあくまで研究ゆえ,すでにある情報を「調べて書く」

          研究=「調べて書く」こと

          ミルズ「動機の語彙」論メモ

          *動機が承認されることの重要 ある行為が,他者から期待される役割に照らして,他者に受容されるか.それはすなわち,その行為に伴う動機が,他者から承認されるか. ここで実践的なことを考えると,ある行為をするに及び,その行為にまつわる動機を他者との相互行為内で話し,それが他者によって承認を受けた場合,それがたとえ1人でも,その行為を実行する大きな根拠となる. したがって,ある行為を画策している際,それを理解する,承認する他者が1人でもいると,その行為に弾みがつく.これは,好きなもの

          ミルズ「動機の語彙」論メモ

          前後不覚になれる庭

          日々,考えることは尽きず,やることも尽きない.金のこと,生活のこと,生活に伴う避けられぬ仕事のこと.眠れども頭が完全に晴れやかになることはない.ただその制約の中,かすかに気が軽くなったり,身体が心地よい風に吹かれて過去や未来を一時忘れる,そのような喜びを数えて過ごすばかり. もちろん,日々は悲劇ではないので良いこともある.避けられぬことでさえも,その中で遊べることがある. つくづく,思う.それとはいっても常に生活は緊張の連続で,まともに向き合い続ければいつも何かしら,作業

          前後不覚になれる庭