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テレビ屋気取り #40「40回を迎えて感じること」


2020年の10月から毎週更新し続けて、今回で40回目を迎えました。

前回に続いて、今回もひとつの番組のことを取り上げるのではなく、広いテーマで書いていこうと思います。


テレビ屋気取りの意味を考える


「テレビ屋気取り」というタイトルは、読んで字の如くこの私がテレビマンでもないのにテレビマン(テレビ屋)を気取って、その週に見たテレビ番組についてあれこれ思ったことを書いていくというものです。

業界への就職を目標に、テレビ番組を分析する練習として、アウトプットを目的に始めました。

この「あざとくて何が悪いの?」という番組について書いた時には、総合演出の方にもいいねを押していただけました。
まさかこんな駄文がご本人の目に留まり、いいねまでしていただけるとは思いませんでした。

正直自分の中で手応えがあったのはこの時くらいなので、自分がこれを続けていく意味や必要性を見失って、惰性で毎週更新しているだけの時期もありました。

今回は、これまでの自分の取り組みを自分自身で正当化し、今後どのような方向性で進めていこうかを考えてみます。



分析し自分で噛み砕いていく


目指していた方向で言うと、制作会社から内定をもらうことができました。
放送局を狙っていた身としては、少し満足がいかない部分はありますが、自分が目標としていた会社から内定をいただくことができたので、これは素直に喜びたいと思います。

先日内定先の会社で面談を設けてもらい、生意気にも「内定をくださった理由を教えてください」と質問をしました。
その答えは「好きなことを熟知していて、その好きなことを研究することができる人間だと思ったから」でした。
どんな仕事もそうだけど、特にテレビのバラエティ制作にはそれが必要で、分析したものを自分なりに解釈して、それを自分の引き出しとして増やしていく素養があるとのことでした。

面接でこの「テレビ屋気取り」のことを話した記憶はありませんが、面接での会話を通して、自分が意識的に取り組んで磨き上げてきたものを評価してくださったのだと知れて、とても嬉しくなりました。

余談ですが、その面接官であり先日の面談で嬉しい言葉をかけてくださった方は、私がエンタメへの熱を盛り返すきっかけとなった社会現象を巻き起こしたドラマのプロデューサーであり、自分が憧れた人に評価していただけたことは、自分の中で自信にしようと思います。

要するに、「テレビ屋気取り」の意義がやっと明らかになり始めたわけです。「研究」「分析」「解釈」が作り手にとって大切であることを改めて面談で教えていただき、この「テレビ屋気取り」はその第一歩として意味のあるものなんだと自信になりました。


テレビ屋気取りが向かうべきは…


今後も毎週更新していきたいという思いは以前からあるのですが、内容をどうしていくべきかというお話です。

将来プレイヤーになるべく、自分の分析力を上げていくために今後も続けていくべきことは確かですが、もう少し生産性(?)を高めて、何か外部に影響を与えられるようなものを発信できたらいいなと思うのが正直なところです。

自分ひとりであれこれ書いていても仕方がないと思うので、Twitterのスペース機能などを使って音声で交流したりすることも見越して、ぜひ他の方たちとの意見交換ができるような工夫をしていきたいと思います。

その第一歩にすべく、少しでもこれまでの「テレビ屋気取り」を読んで気になった方は、コメントをくださると嬉しいです。


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2021.06.20 作成

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