30代男性、カミングアウトをしてみる
高校生の頃に同性に好きという感情を抱いてからあと数年で20年。
これまでゲイとして会う人や元恋人以外には、友人・家族・職場の誰にもオープンにしたことはない30代のゲイ男性です。
書くきっかけ
現在、心身を良好に保つために何か別の事に集中して気を紛らわせる必要のある場面にいる。
今まで意識をしてこなかった“孤独”が、最近身近に感じるようになった。
予定の無い週末の午後、ランダムな負の感情が渦を巻きはじめ、孤独感に起因する闇雲な不安と焦燥に駆られることが多くなった。
360/365日はポジティブ無敵毎日最高モードであったがため、この馴染みのない感情の不安定さ、気分の落ち込みに対処する必要が出てきたなとぼんやりと感じていた。
そんな中、桜の満開発表から1週間が経った週末、雨の合間を縫うように晴れ間がのぞいた日。
桜のきれいな公園を散歩するゲイカップルと思しき姿を多く目にした。
周りから好奇の目を向けらることもなく、和やかな公園の雰囲気を楽しんでいたのも束の間、言いようのない不安に苛まれ始めた。
午後の光が差し込む部屋に戻ってみるとそれはさらに大きくなり、結局何も手につかず疲弊するだけの週末となってしまった。
その後あたふたとしながらも平日をやり過ごしている時にふと、
カミングアウトってやつをしてみてはどうだろうか?と思いついた
集中したり書く事でネガティブな感情の広がりを抑え、乱高下する気分を違った方向へ進められないかと思い、noteを書いてみることにした。
この先も現実ではカミングアウトの予定はないが、これを公開した今日人生初のカミングアウトの日となった。自分にとっては歴史的な一日だ。
あとがき
ここまで読んでいただきありがとうございました。
カミングアウト済のオープンな方々とは違ったサイドにいる人間の、思っていることなどを書いていきたいと思っています。
次は自己紹介を書いてみようと思います。
またお時間があるときに覗いていただけたら嬉しいです。
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