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私の中の育児が終わろうとしている。

育児にも様々な定義があるが、狭義においては未就学児までの期間を育児と呼べるだろう。

今、下の子が5歳。年長さんで幼稚園生活もあと半年と言ったところだ。上の子が7歳なので、ざっと7年ほどの育児生活を行なってきたと言える。

7年は長い。映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」でブラッド・ピット演じるハインリヒがチベットに居た期間くらいに長い。

この7年で私は育児をしなければおよそ経験しなかったであろう様々な出来事を体験してきた。育児とはカオスの連続であり、それに秩序をもたらす忍耐力と、ある程度は流れに身を任せる寛容さも必要となる。

この7年で私は変わっただろうか。体感としては寿命が20年は縮まった気がする。育児が始まってから片頭痛も始まり、駅近マンションから郊外戸建に引っ越し車を買い、今までのライフスタイルとは全く異なるフェーズに突入した。

それでも私はこの永遠とも一瞬ともつかない「セブン・イヤーズ・イン・カオス」を誇らしく思う。何から何まで至らないことばかりだが私にしてはよくやった。よくやったんだよ。もうすっからかんだと思えるほどに。(人生はまだまだ続くのだが

いわゆる育児期間はあと半年ほど残っている。それまで5歳が5歳だったことを忘れないように(それでもいつかは忘れてしまうのだろうが)しっかりと目と心に焼き付けて日々を過ごしていきたい。


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