自己理解
2020.12.16
今日はバイレのリハ(振付に合わせた音楽制作と振付なおし)があり、本当に久しぶり過ぎて、懐かしい感じを通り越して、とても新鮮だった。
このウイルス騒動の間に
ギターを鍛え直してきたことがそれなりに成果を上げて、やりたいように指が動いてくれる。
Youtubeを始めてホントに良かったと思った。
さて、本日は
「己を知る」について。
ヒトは過去の経験や思考の結果、現在の思考と行動を決める。
それは、狩猟時代から培った
失敗しない方法
である。
即ち、獲物が取れる、収穫ができる、昨日と同じ明日がやってくるための死なない方法。
これを自分は
過去ベース思考
と名付けている。
心理学者アドラーは
「過去もトラウマもない。あるのは、未来に対する現在だけで、あなたがどんな人生を送ってきたかと、現在の行動には関係がない」
と語っている。
ココはよく考えてほしい。
進歩、発達、変化、成長は何故起こるのかを。
こんなものがあったらいいなぁ!
こんな風になりたいなぁ!
こんな風に変わりたい!
ここまでは行きたいなぁ!
これらの願いや目標を
頭に浮かべることができたのは、
過去の経験や思考が影響しているのは
間違いない。
即ち、きっかけである。
だが、ここからが違う。
多くの人はやる前に過去の経験や思考によって得た自分の予測を元にして、
何もやっていない状態の現在ですでに
できない。
無理だ。
不可能だ。
難しい。
所詮、ただの絵空ごとだ。
と判断し、行動しない。
すると、
マイナスにならない工夫が基本となり、
努力は、
頑張って落ちていかないために行われ、
上手くいったときでも、 ±0、
即ち、昨日と同じ明日が守られたことになる。
だから、
今、この瞬間の自分はどんな未来を望むか
のみに焦点を合わせ、
それに向かって行動する。
これを自分は
未来ベース思考
と名付けている。
ここに能力や才能は関係ない。
獲得の成功確率もやってみないとわからない。
やるか、やらないか
だけ。
このように、
「己を知る」
の第一歩は、
個人の価値観や美意識、目標、工程、行動方法などに目を向ける前に、厳然と存在する
ヒトの特性
を知ることであり、受け入れることだと考えている。
そのためには、生きる者全員が
脳科学、心理学、社会学、文化人類学、行動科学などをできる限り学び、
知ること
が生きたい自分になる、
望む未来を手に入れる共通の方法である。
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