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6/19「朗読の日」に、声を大にして伝えたい

やっぱり、Amazonのオーディブルは最高である! と。

また、その話題かよ」と、お感じになる方もいるかもしれません。でも、このサブスク型オーディオブックサービスに対する私の愛情は、日に日に強まるばかりなのです。

ちなみに6月19日は、6と19で「ろうどく」と読む語呂合わせから”朗読の日”。いまこそあらためて、その魅力についてプレゼンさせてください。

1.とにかく安い!

たとえば最近、書店で話題の2024年本屋大賞受賞作、宮島未奈の「成瀬あかり」シリーズ(めっちゃ笑った)。単行本なら第1作『成瀬は天下を取りにいく』は1705円(税込)、第2作『成瀬は信じた道をいく』は1760円(税込)です。

書店で購入すると、あわせて3465円となりますが、オーディブルなら2作品まとめて聴いても月額1500円。これらの再生時間はあわせて10時間に満たないので、あまった時間でさらに他の作品も聴けちゃいます。うーん、なんというコスパ。

2.ナレーターの朗読がすごい!

ちょうどいま聴いているのは、第169回直木賞を受賞した垣根涼介の『極楽征夷大将軍』。それを担当する声優・菅沢公平の朗読が圧巻です。

なにしろ主人公の足利尊氏は、「ズタ袋」と評されるほどに情けない声。でも、頭角を現していくごとに、その声音が明晰となっていくんですよね。特に、弟・直義を助けに行く際の大号令は、身が打ち震えるほどでした。

ほかにも魅力的なナレーターは大勢います。それでもやっぱり月額1500円なんですよ。

3.失敗がまったく気にならない!

そしてたとえ……、セレクトした本がつまらなくても、なんの痛手にもならないんです。定額制ですから。無駄に本棚のスペースも圧迫しないし。これ、地味に重要ですよ。

あー、とにかく。早く、『極楽征夷大将軍』の続きが聴きたい!


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