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話を心から聞いてもらえた体験~聞こえない中での関わり~


ある日、とあるzoomセッションに参加した。
一対一で話す。
(プライバシーを厳守するため内容の記述は控えます。
わかりづらいかも。すみません。)
しばらく順調に話していたのだけど
途中で突然アクシデントが発生した。
私とペアで話をしていた相手のスピーカーが
聞こえなくなったのだ。

一方私は聞こえている。
セッションの内容的に、私の声が相手に聞こえなくても実務的な面での支障はない。時間が限られているのでチャットで「続行しよう」と話し合い、そのまま続けることにした。

聞こえていない相手に
私は言葉を発し続けた。

すると相手はやや前傾になって
私の方をしっかりと見て
聞こえないはずの私の声に
意識を全力で向けてくれていた。
聞こう聞こうとしてくれた。

あれ?
聞こえてる?
いや、聞こえてない…んだよね?
でもなんだかすごく
しっかりと聞いてもらっているようだ…。

相手が全身全霊で意識を向けてくれている。
相手の誠実さ、優しさが胸に響く。
相手の姿に自分の存在を感じる。

心が震えている。
まるで
誰にも気付かれずひっそりと闇に潜んでいた中を
見つけてくれて存在を認めて受容してくれたかのような、

死ぬ間際
もう思い残すことはない
と言って切なさとともに体が消え掛かっているような
そんな感覚だ。

私が学んでいるNVCでは
関わりの「質感」を大切にしよう
というテーマがある。

この出来事はまさに、言葉を超えた質感を感じる出来事
のように私は感じた。

そのあと相手は色々工夫してくれて
音が聞こえるようになり
その旨を伝える。

ふたつの魂が触れ合うような
不確かだけど確かな質感を感じた。


今は変化が大きな時期です。
主に時代のキーマン水瓶座のかた、いかがお過ごしですか?
水瓶座の私の体験をYoutubeで話しています。

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