見出し画像

"アルバイト"という立ち位置

私は、休日ハンドメイド作家。
普段は週5日アルバイトで、
革鞄・革小物の販売員をしている。

私の勤めている会社のアルバイトは、

能力給のため、相当の実績を出さないと、

給料はいつまで経っても上がらないままだそうだ。

最近そのことを知ったと同時に、

”アルバイト”としてのスタンス、マインドの違いが、
それぞれのアルバイトスタッフに見えることを知った。

今の職場にいるアルバイトは、

入って数年経つ40〜50代の独身女性数人・主婦数人と、

入って間もない20代の独身女性、

そして、入って1年半の30代の独身の私。

アルバイトでも、できる仕事ならなるべくやりたい私。

片や、アルバイトだから、
この給料だから、
ここまでしか働かない、という他のアルバイトスタッフ。

自分で仕事の範囲を狭めているにもかかわらず、

給料が少なすぎる、社員が仕事しないからできない、と愚痴る。

やれと言われた仕事を、「私できないから」としない。

この状況、普通に他の職場でもあることなのかもしれない。

もしかしたら、私の考えが、間違っているのかもしれない。

それでも、お金をもらっている立場なのだから、

「できることはやれよ、って私は思う。」


そう他のスタッフに話したところ、

「その考えは、あなたがハンドメイドで

個人事業主をしている立場だからでしょ?」
と言われた。

雇う側と雇われ側の考えが違うのはもちろんわかる。

それでも、私は誰も雇ったことのない個人事業主だ。

働き方は、アルバイトと同じだ。

それを言われたとき、
ああ、アルバイトの立ち位置って、

いろんな考えがあるよな。って気づいた。

同時に、個人事業主が悪いかのようなその言葉に、
すごく傷ついた。

『仕事』とは何なのか。
言われたその日から、
その壮大なテーマが頭の中を駆け巡っていた。


愚痴を言い続ける人たち。
それでも環境を変えようと動きもしない人たち。
少しでもみんな楽しく働ければ、と
社員との間を取り持って動いていた私。

それでも給料はみんな変わらない。

同じ金額で働いている。

人との価値観の違い、考えの違いに、
なんだろうなぁ。とモヤモヤした気分になった。



結局は、
そんな人たちからは離れて、

より楽しく自分が働ける場所を見つける、

作ることが一番だなと、私の中で結論が出た。

『仕事』という大きなテーマ。

”アルバイト”という括りの中でも、

人の考えはそれぞれ違う。

生活費を稼ぐための、単なる手段ではある。

それでも、私は、
この仕事の先にいる、

購入してくれる人たちが
幸せになってもらえる仕事がしたい。

さぁ、転職するかな。

#仕事について話そう

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?