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レボン快哉湯(元銭湯「快哉湯」)へ

台東区下谷にある旧 快哉湯かいさいゆ
2016年に幕をおろした銭湯ですが、現在はリノベーションされ
オフィス・カフェに生まれ変わりました。
この記事は、自分が2021年5月に訪問した記録です。

静かな通りに現れる立派な建物と木々。

日比谷線の入谷駅が最寄り。鶯谷駅からも歩ける距離です。

当時の下足箱が。ここでスリッパに履き替えます。

入り口は女湯側。
男女脱衣場がカフェスペース、奥の浴室がオフィスになっています。

高い格天井に時が止まったままの屋号入り柱時計。
大きな焙煎機。レボン快哉湯で提供されるコーヒーは全てこちらで焙煎しているそう。

メニューはそこまで多くはないですが、
オススメはコーヒーとアイスクリームの「マリアージュプレート」。
自分がうかがったときは4種類の組み合わせがありました。
どれにしようか迷っちゃう。

男湯側のテーブル席。男女の境の壁は鏡になっています。

マリアージュプレートが出来上がるまでの間、許可をいただき、オフィスとなっている浴室側も見学させていただきました。

営業当時から残る、故 早川利光絵師のペンキ絵。

左側、男湯のほうは西伊豆からの富士山。
右側、女湯のほうは北海道の大沼公園。だそうです。

個人ブースのようなオフィスと会議ができそうな大きな机。はしごの先には本棚も。
浴槽も残っています。

こんなところでお仕事ができたら素敵だなー。
出入り口の看板には「株式会社ヤマムラ サテライトオフィス」と
記してありました。快哉湯をリノベーション工事した会社のようです。

男湯側の脱衣場の庭。当時はこの縁側で涼んでいたのかな?すぐ前が道だから無理かな。
湘南ゴールドみかんのアイスとコロンビアコーヒーのマリアージュプレート(980円)

コーヒーはホットとアイスと選べます。
アイスクリームもコーヒーもこだわりの自家製。
アイスは果肉も入ってて美味しいです。
どちららもスッキリとした味わいで、合うなぁと思いました。

人生初!番台に座らせてもらいました。

番台、思ったより高さがありました。
ここからたくさんのお客さんを見守っていたのですねぇ。

番台からの女湯側の視界。

「記憶をつなぐカフェ」がコンセプトのレボン快哉湯さん。
昔 快哉湯で入浴したことがある人も、自分のように初めて来た人も、
当時に思いをはせて、素敵なひとときをすごせる場所だなと思いました。

また別のマリアージュプレートを楽しみに、伺いたいと思います。


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