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もうひとつの「田舎の未来」

はじめまして。さのさんに誘っていただきこのマガジンを一緒に書くことになりました。くぼたと申します。長野県安曇野市出身、社会人一年目です。このタイトルで4回連載で書かせていただこうと思ってます。おねがいします。

僕の出身地、安曇野市はこんな場所。

長野県の中心からちょっとだけ北西側。2005年に5つの町村が合併し10万弱の人口を抱える市となりました。松本市(人口24万)の北側に位置し、松本の都市圏内に入ります。県下随一の米どころであり、市の西側に北アルプスを望み観光地も多く抱える風光明媚な土地です。

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長峰山から見える雲海。僕の一番好きな景色です。


始まりはいつもインターネットから…

僕がさのかずやという人物を知るようになったのは今年の8月。僕はUターンで新卒入社した地元企業で社会の荒波に揉まれて(揉み消されかけて)いた頃、さのさんは「田舎の未来」を4月に出版し、東京と北海道を行き来しながらオホーツクハウスを始めたりといよいよ忙しくなって来た頃だったかと思います。

たぶん誰かがいいねしたさのさんのツイートを見かけたのがきっかけで、気になって「田舎の未来」の元記事であるブログを読み漁りました。

全ての記事が田舎出身の僕の"自分ごと"であったので「こんな人が自分以外にもいるのか…」とひどく感動・共感・連帯感を覚え、その思いを以下のような形でTwitterに綴ったところ…

ご本人から返事が来ました。インターネットマジック。インターネットを通じて同じ考えを持つ人が繋がりました。インターネットを考えた人に感謝。


社会人一年目、やっていけず

そんなわけでさのさんに(インターネット上で)出会うことができたわけですが、僕の方はというと社会の厳しさ・辛さ+地方のリアルのダブルパンチ(この辺はまた別の記事で詳しく書こうと思います)で毎朝「車に轢かれてケガでも出来たら会社行かなくて済むな…」みたいなことをかなりマジで考えながら日々を消化しておりました。
そしてついに10月の末、軽いうつ病の診断を受け休職、現在に至ります。


さのさん(ただの優しいお兄さん)に邂逅

休職期間中さのさんにお声掛けいただいて、直接お会いして話をすることができました。

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それでも会いにいきました。

結果…

ただの優しいお兄さんじゃん…

広告代理店とか金髪とかフリーランスとか字面はコワモテイメージバリバリですがめちゃくちゃ優しい。すげー話聞いてくれる。

やっぱインターネットで気になった人には直接会うに限る。(※あくまで個人の感想)

そして、今月14日に開催された「なりわい、次の一手」

で再会を果たし、僕の方から「何かやることあれば手伝わせてください!」とお願いしたところ、こちらのマガジンの執筆をさせてもらえることになりました。すべての場ときっかけと出会いに感謝です…


それぞれの「田舎の未来」

ご存知かとは思いますが、「田舎」にも様々なフェーズ、タイプがあります。

それこそ、東京と比べて大阪を田舎という人もいるし、あと10年もたないような過疎地域も間違いなく田舎です。

あるいは同じ人口規模の田舎でも観光地があるかないか、近くに大都市があるかないかでかなり違ってきます。

さのさんの遠軽(あるいはオホーツク)と僕の安曇野も一見似たような田舎でかなり異なります。

僕の文章では僕なりの「田舎の未来」を綴ることで、「田舎」と一括りにできないそれぞれの地域のリアルな課題・展望が見えるようにしていきたいと考えています。

僕の記事を読んで東京とかの大都市に住む人には「田舎の多様性」(のようなもの)を感じてほしいし、田舎に住む人には「これはうちでもそうだけど、それはうちとはちょっと事情が異なるな〜」みたいに感じていただけるような文章を目指して色々書いていければと思います。

下手くそな文章ですが、なにはともあれよろしくお付き合いください!

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(米を刈り取る私です)

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