見出し画像

つらつら日記、梅雨

日々の色々を書いています。

自分の気持ちの色々を落ち着かせるための駄文です。そーっと覗くくらいがおすすめです。

母が更年期に入ったのは今の私の歳だったと思う。
当時、私は二十歳。
母は自分の部屋に閉じこもりがちだった。母は年末年始の準備が出来ず、父と二人で買い出しをした記憶がある。自分が同じ年代になり、母の当時の辛そうな背中を思い出す。

更年期の入口に入り、母と息子達と旦那の色々は既に日常となっているけど、自分の事を無意識に後回しにしていたツケが、苛々や溜息や情緒を惑わす原因になってきてる。

カウンセリングでも受けようか…と思ったりするけど。北東北の片田舎、探すのも一苦労でそれだけで心が折れる。

羨ましいことに、主人は月に一度、保健師さんと定期面談をしている。会社のメンタルヘルスの一環で。
去年までは事実休職していたし、今も薬を飲んでいるけど、少しずつ薬の間隔を開けている最中だ。
頭がぐわんぐわんして大変だと零す。飲み続けていた薬を少しずつ減らす事の副作用。去年の次男も吐き気と頭痛がひどかった。(兄はなかったなあ)

保健師さんの面談は60分。ひと通り終わると45分。残りの15分は保健師さんの悩みを主人が聞く番になるのがルーティンらしい。私達家族と同様にお子さんが不登校なのだ。少し前の我が家を見てるようだ、と主人は言う。
子供達の今を受け入れられず、どうして我が家がと足掻く。先の不安に呑み込まれどうしようもなく焦って子らとバトルになり疲弊する日々。…思い出したくない。あの沼に囚われるのはもう嫌だ。
いまはただ子らが今やりたいことを見守り信じていくだけだ。とはいえ、感情は揺れる。

先のことは後から結果としてついてくると思う。Twitterやnoteを見ると沢山沢山同じ悩みを見るし、諸先輩方の金言が染みて涙する事もしばしば。
◎さんコミュニティー作ってくださいよ〜。と言われた主人。

他人だからこその距離感でうんうんと頷くくらいの。あーしたら?こーしたら?のアドバイス的言葉のない。そういうコミュニティならいいのかもしれないけど。
ただただ私ら夫婦は面倒くさがりなのでのぉ…。
(よく家を建てたもんだ…うん)
縁と運だけで色々乗り越えてきた夫婦である。

お付き合いしてる時も今も良くあること。客のいない店に入る→帰る頃には人いっぱい…みたいな。なにかしら良いご縁を撒いている。
クセの強めな食べ物が好きな主人。わたしもクセ強めなんだね。昔誰かに言われたよ…スルメみたいだって。噛めば嚙むほど味がでる…。

話しが逸れた。 

正直、保健師さんの話しを聞くなら私の話しをちゃんと聞いてくれ!と思わなくはない。
ただ、一度抑うつ症状を経験すると、良くなったとしてもストレス耐性が弱くなる。私の荒い感情の波に任せた言葉は暴力になる。うん…。
だから、私が常にニュートラルでいなくちゃと思うけど、イヤイヤ無理だって!と心の中心が叫んじゃう。

…ふぅ…だから溜息がでる。
でも、溜息つかないでって言われ、それも、わかるなぁと思うから…。 

さて、どうしようか?

今の私のもうあかん時の対処法…夜中にパンを焼きだしてしまう。
14年物のホームベーカリーを引っ張り出し、材料をぶっこみ早焼きのボタンを押す。
早焼きだと2時間弱で焼き立て食パンが出来上がる。
小さな羽で生地を捏ねくり回し、イーストを入れた瞬間のガタンと鳴る音。発酵が終わり、再び回りだす生地の音、焼けてくるパンの匂い。

幸せの音と匂いを家中に撒き散らす。出来上がったパンが失敗していてもかまわない。
食べて幸せになれたらそれでいい。
そういうものかなぁ…毎日って思ったりしてる。












この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?