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パニック障害だけど海外が好きな私

パニック障害の私です

突然ですが私、パニック障害を持っています。
まずこのことを一番初めに書いたのは、何を隠そうこの「パニック障害」が人生の中でとても大きな要因だから。
「パニック障害」がある為になかなか難儀なことがあり、病気になる前となった後ではガラッと人生が変わったな〜と思うのです。

今40代半ばに差し掛かろうとしている私がパニック障害になったのは20歳の時。
20年以上の付き合いですが、なかなか手強いコイツ。
発症のきっかけはまたおいおい語るとして、長く患ったがためにこじらせてしまった感が大いにあります。パニック障害と共に鬱、強迫性障害も出て来たので、そちらの治療もしつつ・・という毎日です。
現在は抗うつ剤を飲みつつ、頓服で安定剤を処方されている状態。

そんな私ですが、きっと側から見ると全然普通の人です。というかどちらかというと「メンタル強そうに見える」人。処方薬を受け取りに行く時も、薬局の薬剤師さんに「ご家族の方ですか?(代理で受け取りに来たと思われる」と聞かれることも。意外と言わないだけで精神科のお薬を飲んでいる人、多いもんです。

パニック障害だから・・・といろいろ諦めて来ましたが、ここ最近ググッと流れが変わりまして。願っていれば叶うんだなあというか、いつか時は来るもんなんだなあという人生を送っているので、Noteに記そうと思った次第。

それから、私自身たくさんのパニック障害の方のブログなどに励まされてここまでやって来たので、自分の経験が誰かの背中をそっと押すことができれば、とも思っています。

海外への憧れ

私、小さい頃から海外への憧れがとても強いのです(手相に海外の相が出ているらしい笑)。英語が大好き、海外ドラマも大好き、外国の食べ物とかも大好き。
英語は早く学びたくて小学校の頃から教材を買ってもらってはうっとりと聞き入り、映画も新旧どちらも大好きでたくさん見ました。

将来は国際協力につながる仕事がしたい!と、大学では国際関係学を専攻。
世界を飛び回る仕事を夢見ていました。

そんな私なので、パニック障害だから・・・飛行機乗れないから・・・と諦めるのが非常に辛かった。特に国際的に飛び回る人たちの中に身を置いていたこともあって、周りがボランティアや旅行でどんどん日本から旅立つ様子を眺めているのは本当に苦しかったです。パニック障害じゃなければ私だって行けたのに、て。

諦めからのどんでん返し

生きたいけど行けない・・・飛行機怖いから・・・という理由で何十年もくすぶっていましたが、やはり諦められないのが夢なんでしょうね。
英語だけにでも触っていたくて、翻訳や英文事務などのお仕事についていました。やっぱり好きだから、苦にならない。

そしてパニック障害を患ってから20年以上経った今。
1人で海外へと旅をしています。
友人が引っ越したフィリピン、そして長年の憧れだったインドへも。

もちろんまだまだ飛行機は怖いです。
行く前はいつも、「なんで行くって決めちゃったんだろう」と悶々としています(笑)旅立つ1週間前からは楽しみよりもむしろ落ち込んでいるくらい。
でも、「行ったら絶対楽しい!」と思って一歩踏み出せるようになったのが前とは違うところ。

そんな私の日々の徒然を記していこうと思います。

※トップ画像はフィリピンのボラカイ島。2024年1月の一人旅の時のものです。



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