欧米女性の価値観は20年遅れでやってくる|セックス・アンド・ザ・シティーから20年
2018年秋がやってきた。気が狂うほど暑かった「平成最後の夏」が終わった。秋の風は天国のようだ。
平成最後と共に安室ちゃんは引退した。90年代を感じるのもこの平成で終わりだ。
そんな9月も終わりに差し掛かると「長月」と言わんばかりの長い雨が続いている。外に飲みにいく気にもならず、家でAmazon Primeをだだ流ししている。
すると、お馴染みのイントロでセックス・アンド・ザ・シティが始まった。(以下SATCと略します。)
私の中で4年に一度SATCを見る周期がある。英語のジョークを聞くためであって物語にエモさは感じていない。
しかし何だろう、30歳になって見るこのSATCは今までと何かが違う…。
大学時代に見ていた時は、「ぶっとびすぎだろ」と遠い存在と思っていた主人公たちも、何だか自分の日常と重なってみえる。
考えてみるとエピソード1のキャリー達は30代に突入したシングルウーマンの設定だ。今の自分と一緒なんだ。。。
この共感は年齢のせいなのか、時代のせいなのか。
多分、時代なんだと思う。
新しい男性と出会うスピード感、結婚に重きを置かない価値観。
スピード感についてはTinderやHappnなどのマッチングアプリがあるから。シュシュシュっと指でスライドしながら異性を探し、タップしてマッチしてLINEして会うのだ。
そんな時代だ。
結婚=我慢という女性が増えているのは、やりたいことが簡単にできる時代だからであろう。例えば1人でも、オフィスがなくても、1円でも会社なんて作れてしまう。
そんな時代だ。
1998年にスタートしたドラマだ。20年前だな。最初見たときはキチガイに見えた彼女達も、いま日本に舞い降りてもなんらおかしくないキャラクターだ。そんな欧米女性の価値観が日本に降りてくるまで20年かかるのではないかと感じた。
そんなこんなで、同級生の女子達とくだらない話を日中LINEでするよりは、皆んなが寝静まった真夜中に散らして行こうと思って始めたnote。
By 真夜中のチーホウ
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