うちのヤバいだんな50話公開されております
土曜日に最新話が公開されました~。是非読んでください。
内容云々よりも、50話目という事で(私、そんなにも漫画を描いてしまっている!)と驚愕です。来月になったら丸2年漫画を描いている事になる、なんだコレ凄い。毎回6ページ以上描くように決められているので、単純に50×6にしても300ページも描いているとは!
こんなに描いても単行本も出ないし、うまい話の一つも舞い降りては来ません。人生、そんなにトントン拍子に上手くはいかないもんですよ。
ダンナのエピソードを切り売りしながら、引き続き地味に頑張ってまいります。
今回は、喧嘩してしばらく(といってもたったの一晩ですが)距離を置いた私達、さてどうすんの?です。
本当にねえ、どっちが謝ったら負けとか、メールしたら負け、電話したら負け、みたいなのは、とんでもなく無駄だと思うのですよ、もう既に付き合っている場合は(付き合う前は有効なハズです)。それに私はこの時点で30代後半なので、もや~っとした時間を過ごす時間も勿体ないんです。
時間は全ての人に等しく貴重ではありますが、ことさら男女関係においての30代後半の時間は刹那的で、とても尊いのです。
一瞬たりとも無駄にはできねぇーっ。
とか言っていても、ちっぽけなプライドが邪魔してなかなか自分からは何も言えなかったりするわけです。うだうだ考えても仕様がないのにね。
そんな時、私は20代の学生の頃、寮のキッチンでスペイン人のジーザスに言われた言葉を思い出します。
どうでもいいけど、ジーザス(って名前も凄いけどさ)は、お父さんもお爺ちゃんもジーザスって名前だそうです。スペイン人って凄いね。
裏表も、計算も駆け引きも、そんなもん何もしなさそうなジーザスに
「どうしてなの?愛しているなら会いに行けばいいじゃん、好きだよって言えばいいじゃん、なぜしないの?」
と、不思議そうな顔で聞かれると、自分がとてもちっぽけで退屈な人間に思えてきました。
ジーザスはひどくいい加減で、特にかっこいい訳でもなく、ちょっと面白かったけれどほかに際立ってモテる要素はなかったのに、いつも可愛らしい恋人が横にいたのです。
私はくだらないプライドのせいで、きっとジーザスみたいに人生を謳歌していないんだろうなぁ、と思いました。多分、物事はもっとシンプルでいいはずなんです。
ところで、キッチンどんなだったっけ?と件の寮を検索しました。
セントラルセントマーティンズなど、ロンドンの美大に通う人たちがここに1年だけ住んでいました。あの頃よりかなり綺麗にお洒落になっているけど、すべてそのままの造り。懐かしい~。
ま、そんなわけで、私も超鈍感みたいなフリして
お腹すいたー
なんてメールしてみたりすると、あっちはもともと鈍感なので、すぐにホイホイと来ちゃうわけです。
(この人、簡単)
と、深く安堵しました。私はそれまで、こんなに単純な人と付き合った事が無かったのです。単純万歳!
で、これは西荻窪のジョカサーです。中華といえば、すぐにジョカサーに行きたくなってしまう。子供が生まれて以来、滅多に足を運んでいないのですが、昔はしょっちゅう行っていました。支払い時に1円玉が発生する場合、
「一円いらないヨ」
とおばちゃんが1円を突き返してくれるお店です。よくわかんないけど、そんな時の1円はなんだか嬉しくて10円くらいの価値を感じます。
これは、自分は甘えすぎだったと、竹内まりやの『マイスイートホーム』を口ずさむ所です。甘えすぎていた、という自覚があるようでホッとしました。だけど、反省してねぇだろ。
この頃は、頻繁に心を入れ替えて生まれかわっていました。生まれ変っても大きな変化が見られないので、どういうことなんだろうか、と案じていましたけど。
最近は久しく、生まれかわっていませんね。
生まれ変ったオレはネオだ!と言っているところです。
ニューとは言わない、言葉の使い方の妙が味わいです。
そして結局、これですからね。
怒っても無駄なんですよ・・・・。
☆最近のイケメン
緊急事態宣言が明け、仕事が始まりました。かつて毎日体を水平にしたまま、垂直にならない日々が続いた事が懐かしく思い出されます。
☆今日のわたくし
高松でやっていた個展が今日でおしまいになってしまいました。遠隔でも、展示の後の虚無感や自信喪失みたいな、弱い気持ちが襲ってきます。これはなんだろう。ジーザスだったらきっとこんな風にならないと思います。
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