うちのヤバいだんな51話公開されました
本日cakesにて最新話公開されました。無料公開中ですので、ぜひ読んでくださいね。
漫画に描いたこの頃は、普通に円満でさしたる問題も無い平穏な日々でした。だからでしょうか、ツイッターでの反応も薄いです。すみません、もう古い言葉なのかもしれませんが、リア充ですみません、すみません。
ご飯も作ってくれるし、ほんと助かります。めちゃくちゃ脂っぽいものばっかり作ってくれますが、気にしない気にしない。
だけど、火力が強すぎるのは気になる。
すごく有害っぽい匂いが部屋中に漂い、おたまや鍋の持ち手が溶けているのは気になり過ぎる。今でも、そっと近づき、火力を弱めたりしています。
こんなにも弱火、中火、強火を使い分けない大人が存在するだなんて、思ってもみなかった。
つい最近まで、来る日も来る日も一人分の食事の支度して、一人で動画なんて見ながらご飯食べて、静かに暮らしていた私(それはそれで別に良かったんだけどね)、一人の生活は、悲しみや悔しさは冷たい大きな石みたいに背中にのしかかり、楽しい事は綿毛のように軽く、ひらひらといつの間にか見えなくなってしまうのです。
『何かを作る事にしか私の存在意義なんてない』
そういうネガティブともいえる動機から仕事をしていた私。
ふと我に返って自分の状況を見渡すと、
『何も作らなくても私の存在意義があるみたい』
と気が付くのでした。
さて、私はこれからどういう気持ちで仕事をしていけばいいのだろう?
結婚をして子供もいて、ダンナさんは安定した職業に就き、十分なお給料を得ている家庭の奥様でありつつ、自分もバリバリと働いている女性、凄いな、凄すぎるな、どういうモチベーションで働いてんの??
私はまだ結婚していないけど、もう仕事への気持ちがグラグラすんのよ、もう何も作らなくてもいいんじゃないかって、グラグラすんのよ。
そんな事を思っていた矢先に、どういうわけかこんな事言う。
どうして突然、そんなこと言う気になったのか?散々はぐらかされてきたというのに。
でもすごく嬉しいし、完全に安心してしまった私。ここは別に急がなくても大丈夫、流れに乗ってトントンと何でも進むはず。
そう、そういう流れがきっと来るから、その時でいいよね。
でも、確かな痕跡を残したかった私は、深夜にひっそりとFACEBOOKの交際ステータスを変更してみるのでした。
ひっそりと。
それなのに、あれってすぐ通知が行くのな、散々多くの皆様に
「おめでとう」
って言われまくっている私の過去ログが先日発掘されて、この悲しい過去の遺跡が二度と表に出てこない様にモルタルで塗り固めたくなりました。FBって’○年前の今日’とかって、無理やりほじくり返すやつ、数年前でも特に若くないですけど、でも今より若い頃は常にやっぱり青臭くて嫌になっちゃう。70歳になっても65歳の頃の私若くて色々微妙、とかって思うのかな。思うのかもね。
というわけで、FACEBOOKの私の交際ステータスは
婚約中
になったのでした。
婚約っていうのは、結婚の約束。本当は約束まではしていないから、嘘をついているみたいな変な気分。私はここから先をどう進めばいいのか、さっぱりわからず、全然何も見えない「流れ」に乗ろうと待つのです。
川なんて流れていないのにね。
○本日のイケメン
今日は仕事がお休みだったので、夕飯を作ってくれました。
シウマイとギョーザとダイコンの何かとサラダが出てきたのですが、シウマイをゴリゴリに焼いたみたいで、底の部分が古びたドラム缶みたいになってた。(シウマイを焼くのかねぇ)と疑問に思いながらボリボリとドラム缶シウマイを食べましたが、きっと世界的にはシウマイをこうやって焼く地域もあるのかもしれません。(中国では餃子と言えば水餃子というしなぁ)なんて考えながら、口の中に固いシウマイを放り込みました。
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