深大寺だるま市に行った話

毎年3月3日と4日に開催されている全国三代だるま市の一つ、深大寺だるま市に先日参加してきました。

2020年の深大寺だるま市は新型コロナウイルスの影響により恒例のお練り行列は中止となり、だるまの出店自体も大幅な規模縮小となりました。

そんな異例の事態ではありましたが、それでもだるまが販売されているとお昼の情報番組で聞いたので足を運びました。

駐輪場

考え無しに自転車で訪れてしまったので止められない覚悟もしていましたが杞憂でした。深大寺の周りにはご丁寧に、その日限りの駐輪場や駐車場が設けられているのです。

駐輪場は驚くほど空いていました。まだまだ余裕があったので、例年は少なくとも100台程は止められているのではないでしょうか。

もっとも、私が行ったのが午後だったこともあり、すでに購入を終えたであろう人々がだるまを抱えて帰宅していたのも、自転車が少なかった要因かもしれませんが。

縁日

いよいよ寺の中へと進みます。暫くは普通の縁日と変わらず、食べ歩けるものを屋台が並んでいました。この辺りは食べ物目当ての中高生が多かった印象です。

だるま市

画像1

境内の奥の方にだるま市の屋台がありました。通常のだるま(高崎達磨)は、屋台によって扱っている色の種類や顔はやや異なりますが、大きな差はありません。

また、ネズミやミミズクなどのどうぶつの形をしただるまを販売している屋台も見かけました。

同じ種類の同じ大きさのだるまでも店によっては値段が違うようですが、値札のない屋台がほとんどです。できるだけ安いものを購入したいという場合は購入前に屋台の人に尋ねたほうが良いでしょう。

だるまを購入したら、「だるま目入れ所」でだるまの白目に字を入れてもらいます。

今年新しく購入しただるまには「阿」以前購入して願いの叶ったものには「吽」の字を、お坊さんに目の前で墨で書き入れてもらいます。

↓は実際に目入れをしてもらったものです。あんまりにも小さいだるまを選んでしまったので筆の動きが難しく、ちょっと字が滲んでしまったようです(もう少し大きいサイズにすればよかったですね…)

画像2

来年のだるま市

通常通りであれば、2021年のだるま市も3月3日、4日に開催されます。もし新型コロナウイルスの影響が長引くようであれば来年度も今年のような規模縮小での開催になるかもしれません。

コロナウイルスが収束して、たくさんの人でだるま市が賑わうことや、お練り行列が見れることを願っています。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?