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休みは楽しい散歩だ

曇りの今日は次女の休日だ。

次女は休日は何処かに行くのが良いと、物の本に書いてあったので、外に行って動くのが良いと何時も言う。

なので私もその感覚に乗っかって、お外に散歩に行こうと思う、雨が降ったらいけないからね。

こんな日は散歩に行こう、ついでに買い物もいいね、とウキウキ次女に言ってみた。

「いいね、行こう行こう。」そう言って同意する、お散歩ってのは、お金の掛からない趣味としては最高だ。

我が家ではサラダスピナーとヨーグルトメーカーを買おうと思っていて、そのためにも節約が必要だ。

節約の為にも健康の為にも歩いて歩いて、中央緑地を目指す、行ったからと言って何か良い事が有る訳では無い。

哲学者の様に言ってみれば、そこに道があって我々に足が有るからと断言したりする。

話しをしながら歩いて居ると、道には割と人が居たりする、その人たちは私達と明らかな違いがある。

その違いというのは、日焼け止めの為の対策の有無だ。

自転車に乗っている人も、歩いて居る人も、光を当てたら面倒な病気みたいな風貌だ。

帽子を被ったり、日傘を差したり、はては長袖を着たりしている、暑ないの??聞きたくなってしまう。

「なんかさー、日焼け止め対策凄いね、眼以外見えやんよね。」次女に話しを振る。

「うん、日焼けは嫌な色白派の人は日焼け止め塗っても、帽子や日傘は必須みたいよ。」なんてこった、知らなんだ。

私の通っている皮膚科のお医者さんは、日焼け止めって必要ですか?と聞くと。

「あんなもん、皮膚の強い人が塗るもんや、私みたいに皮膚の弱い人間は、それで肌荒れするからせんほうがええ。」と言い切っていた。

それだと、今日焼け止め対策で帽子や日傘を使っている人は、薬は使って無いと見える。

「日焼け止めの薬を使いたくないんやね。」横を通り過ぎた大きな帽子で顔が隠れている人を見て、次女に話しかけた。

「いやー、分からんけど、日焼け止めは塗っても、カバーしたいんとちゃう。」そうなんか、そんなに色白に拘っているのか?

「でもさ、ビタミンDは日に当たらんと、生成されないって言うでしょ、ビタミンDが足らんのとちゃう。」素朴な疑問だ。

「そう、だから今は日焼け止め対策し過ぎて不足する人が増えてきてるらしいよ。」そうだろうね、ビタミンDは日光に当たるしか、生成の方法は無いって、小学校で教えて貰った気がするもん。

「でもさ、ビタミンDの生成って顔を当てるとかで無くてもええんよ。」ホウホウそうなのか。

「何でも、掌でもええんやて、だから掌を太陽に向けて、ある程度の時間広げて置くだけで、ビタミンDは出来るんやって。」そうなんか、じゃあ掌を広げて(手の甲は色白派の人は当てたくないらしい。)居たらビタミンDを欲しているのだな。

そんな人が沢山並んでいたら、変な宗教みたいになってしまうけどね。

「でもさー、あそこまで日焼け止めカバーするんやったら、悪役レスラーみたいなの被ったらええんとちゃう、絶対に眼しか見えて無いよ。」と続いて言う。

「そうやね、悪役レスラー感は半端ないけど、そういうんじゃ無いんよ、やっぱり大人しく日焼け止めをしたいって事や無いの。」その感覚が分からん。

だってあそこ迄顔を隠すのだったら、悪役レスラーのマスク被った方が面白いやん。

一般の女性は面白いに重きを置いてないのかも知れないから、そこは仕方の無い事なのかも知れない。

話し乍ら歩いて居ると、風邪で鼻がつまっているので、少し気持ちが悪い、やっと中央緑地が見えてきたら、止まりたくなる。

「ここのスタバでコーヒー飲んでこか?」次女が提案をしてくる、うんいい提案だ。

「うん、コーヒー飲みたい、チョット喉が痛い。」と答えて、喉を指さす。

指さしたからと言って、のどの痛みが見える訳では無いのだから、無駄と言えばムダなのだが、やっぱり指さして教えたいんだよね。

OKと次女も指で合図をしてスタバに向かう、私は気分が悪くなって、チョット御不浄に行く。

歩いて居た時に、たんが喉に落ちてきて、気持ちが悪い。

鼻を噛んで外に出ると、コーヒーが用意して貰って有る、欲しかった甘いコーヒーだ。

「何かね、ちょっと気分悪い、タチヤは止めておこうか。」と次女に提案することに。

「うん、買い物せんでもええし、今日はそのまま帰ろうか、ええ散歩やったね。」と言う訳で、帰ってきた。

帰りはバスでも良いけど、バスの時間が合わなくて、結局帰りも歩きで帰ってきた。

「お昼ご飯何にする??」次女が聞いてくる。


買ったダルカレー

「ウーン、何でもええけど、何か食べたいもんある??」質問を質問で帰すのが悪い癖でも、返してしまう。

「カレー買って食べよか。」そう言えば、カレーはついぞ見たことが無い。


買ったチキンカレー

ダイエット中だから次女が作るのを止めているのかも知れない。

「カレーでも良いよ。」どちらかと言えば、カレー嫌いの私はそっけなく返す。

「インド、ネパールカレーの店ってあるやん、あそこで買って家に持って帰って食べようか。」見つけたお店を指さす。


食べかけたナン

ネパールの人のカレーは好きなんじゃよ、考えながら家で食べた。

楽しい散歩だったな~。


ついでに買った唐揚げ

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