休日は買い物三昧
次女の休みの日には買い物に行く事が多い。
昨日は必要に応じて、激安スーパーに買い物に行った、時間の短縮の為にバスでいこうと考えていた。
バス停までも数分かかるので、次女と2人でバス停の方に歩いていく、暑ーい、暑ーいしか声が出ない。
家にクーラーを点けてきたから安心だ、ツナ君は自前のダブルコートが有るので、寒いよりは暑い方が身体にくる。
バス停が見えてきて、次女がバス乗る~?の感じを送ってくる、バスは散歩に為らないけど、時間の節約にはなる。
だけど、歩くのは運動になって、彼女の休みには運動しようと話し合った途端の買い物だ。
「バスの時間見るわ。」と言って次女が停留所の看板に書いてある時間を読み上げる。
「後5分ぐらいで来る予定やけど、絶対に遅れるわ、どうする??」そうだよなー、バスって遅れるものだよな~。
「じゃあ、歩くか。」と答えて2人で歩きだす、いつも帽子を忘れて暑い思いをするのに、忘れるのは如何なんだろう、ボケたのか?と言いながら。
「ボケとは一線を画してるよ、やっぱり帽子は忘れる運命にあるんだよ。」次女が話してくる。
帽子忘れただけでは問題にならないもんね。
帽子は忘れたけど、水筒に飲物は入れてきた、ペットボトル買わない流派(?)の私達は、何処でも水筒を持って歩く。
途中で飲み物が無くなったら、スタバがあると言う訳だ。
この際スタバの方がペットボトルよりも高いのは目を瞑ろう、そう考えながら歩くと、激安スーパーが見えてくる。
「何が安いかな??」毎日お値打ち商品が安いので、来るたびにワクワクして、どれがいいか探っている。
これも良い、あれも良いと2人で入れていくと、実にとんでもない量だ。
ここで問題がある、この店は現金オンリーの店で、カードは使えない、「お母さん自分の財布持ってきたやろ。」と言われてハッとした。
何時も2人で使っている財布(ある程度は入って居た)以外の財布を忘れてきた。
私は自分の財布を忘れてきたのだ。
しまった~、こんな時には次女を見る、「大変や、そこに在るお金で何とかせないかん、私財布忘れてきた。」と呟く。
「それやったら、レジで直ぐには要らんもんを返して貰おう。」次女が言う。
そうかー、自分がやっちゃったな、私がスーパーのレジに居る時に、お客様でお金足りんから、返しといてと言って置いていかれることがあった。
『困るんよね、こんな事はさ。』その時にはそう思っていた、それを自分がする事に成るなんて。
お互いに金額は把握して居るだろうと思っていたのが仇になった。
いつもは帰ると、直ぐに調理するのだが、昨日はちょっと違って、出かける所が在った。
イオンである。
イオンと言っても、食材を買うのではない、イオンの中に有るスタンダードプロダクツに行く事にしていた。
朝の事である、三女からいつもの猫写真がLINEで送られてきた、引っ越してから、殆ど送ってくれていて、向うに行ったアグリちゃんやランちゃんの様子が良く分かる。
これを見て、このアグリちゃんの入って居るお家に興味を持った。
というのも、ツナ君は猫用ベットなるものに入った事は無い、彼が入るのは段ボール箱のみ。
でも、これなら入ってくれるんじゃ無いか、淡い期待を寄せて、三女にLINEで連絡する。
『可愛いお家に入ってる。』
『スタンダードプロダクトに売ってたんだよー!』
『700円だった!』
何と、その何やらプロ何やらは大阪にあるのか??と買いに行けねーと考えていると、イオン北にあるみたいだよー、と帰ってきた。
じゃあさ、イオン北に行くしかあるまいて。
昔、車に乗っていた時にはイオン北はとても近かった、イオンって大概車で来るって想定だからね。
それが車の無い今は電車に乗って歩く必要がある。
電車はJRも近鉄も同じ位の距離に四日市駅があって、どちらに行ってもそれほど変わらない。
だけどイオンの有る富田駅も、随分離れていて、近鉄の富田駅からは遠い、JRは近いが、電車の本数が少ない。
さて如何する??偶々私の持っていたカードが近鉄系で、引き落としが出来ないから、近鉄に乗っていった。
駅から歩くとこちらも暑い。
自宅から持ってきたお茶を飲みつつイオンに向かう。
「外でお茶を買わなかった我々凄ーい。」次女が言いながら、イオンに着いた。
私は基本的に外に出る事が少ないので、イオンの売り場が変わっていて驚いた。
「お母さんだけやないよ、私も前はここで働いとったけど、驚くもん。」驚いている私に声を掛けてくる。
そうやね、私もう10年位来てなかったかもしれない、(そんな事は無いかな?)だったら何もかも変わるよね。
スタンダードプロダクツってのが、ダイソー系の所だと言うのも、ここで初めて知った。
何だ、ダイソーで良いじゃんと自分なら思うが、100円ショップだったのが、少しお高めになると、名前も変える必要があっるのかも知れない。
苦労して買ってきたツナ君のお家は、彼としては満足らしく、段ボール以外なのに入ってくれた。
猫が入る細工でもしているのかな??
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