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SNSの悪夢

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SNSの所為で悪夢に陥った男の話です。
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#人間

【小説】SNSの悪夢

弁護士を見つけると事が早く進むと思っていた、他人にお願いするのだから、何もしなくても事が…

内山祥子
3週間前
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【小説】SNSの悪夢

時間が無い、ゆっくりして居れば良かったのに、とんでもなくタイトな仕事になった感じだ。 早…

内山祥子
4か月前
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【小説】SNSの悪夢

パソコンを見て次を探す、立花はSNSで自分を陥れた人間の中で3人だけに復讐すると決めていた…

内山祥子
4か月前
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【小説】SNSの悪夢

朝起きると、昨日の自分は無くなっている気がして、次の行動を考えている。 自分がアップした…

内山祥子
4か月前
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【小説】SNSの悪夢

数日見ていると、マンションを退去するのか、引越しの様相で荷物を運んでいる。 マンションの…

内山祥子
4か月前
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【小説】SNSの悪夢

夜になると不安が押し寄せてくる、夫が逮捕されると、それまで安全だった家がまるで安心できな…

内山祥子
4か月前
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【小説】SNSの悪夢

立花はマンションを見張っていた、恨みは晴れた気がしていたが、何だか気になっているのだ。 あの男は警察に捕まって、帰って来ないんだろうか?ふと頭に考えが浮かぶ。 痴漢なんて弁護士に頼めば、直ぐに示談になるんじゃないのか、見た所男は帰って来ないけど。 まあ、一般的には痴漢で捕まったと聞いて、直ぐには弁護士に頭が行かないのかも知れない。もう終わった事なので、今は如何でも良い、なのに次を考えられない。 もう1人自分の炎上の原因になった人間は気にして居ないだろう、自分はまだそい

【小説】SNSの悪夢

服を着替えてあの男を待つ、トレーニングのウエアで行っても良いかな、着替えるのが面倒で、ク…

内山祥子
5か月前
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【小説】SNSの悪夢

彼女からの連絡は直ぐに来た、自分の連絡を持っていたのだろう。 『解りました、駅の方に向か…

内山祥子
5か月前
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【小説】SNSの悪夢

駅を出たら、あの男はもう居なかった、彼女のラインを知った所で、自分の目的には近づけない。…

内山祥子
5か月前
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【小説】SNSの悪夢

SNSで叩かれると、人間不信に陥る、知っている人間では無い、叩いている人間も自分を知ってい…

内山祥子
6か月前
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【小説】SNSの悪夢

マンションから出てきた男は、急ぎ足で駅へと向かう人の群れに入って行った。 立花は付けてる…

内山祥子
6か月前
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【小説】SNSの悪夢

何度目かのコーヒーを飲んで、レジをチラチラ見ていた、居なくなっているな。 そうか、もう数…

内山祥子
7か月前
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【小説】SNSの悪夢

マンションから出て、女が走っている、立花は付けるために家から出て走った、家に居るといつもジョギングの格好だから、走っても不思議じゃない。 たぶん仕事に行くんだろう、そう考えていても女に付いて行く、今に自分の仕事なのだ。 小走りの女に近づき過ぎない様に、ゆっくりとペースを取って走ってゆく、仕事に行くのに走るんだな。 もっと早く家を出たらいいのに、自分だったらと自分に置き換えてみる、他人を非難する気はないが、こんな事だから文句ばかり言いたくなるんだ。 立花は、何時の間にか