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やりたいこと_和菓子屋さん

なぜ、和菓子?

子どもの頃、お茶を習っていました。
当時、土曜の午前中は授業。午後から友達と遊びたいのに、お茶にいかないといけないのは、とてもとても嫌でした。
お茶の教室は家から来るまで20分ほど。小さな頃は、母や叔母が送ってくれていましたが、ある程度大きくなってからはバスで通っていました。
スーパーでコインゲームをしたり、バス停兼駄菓子屋でお菓子を買ったり、それしか楽しみはありませんでした。

それでも、唯一心が躍ったのは、お茶菓子の時。
子どもだったので末席でしたので、お正客から回ってくるお菓子を「今日は何かな~?」と横目で見ていました。
浅いお皿や盆に載っているときはすぐにわかりますが、蓋の付いた漆器などに入っていると見えたり見えなかったりと、前の方の動作が待ち遠しかった想い出があります。

甘いものは元来大好きです。でもあんこが過ぎると食べられなくなります。
羊羹は大丈夫ですが、金つばは too much。

季節を形にしたお菓子を前にし、その由来などを聞きながら、(一切覚えていませんが・・・)ワクワクしていた思いが私の、やりたいことの種です。

感じる力、表現する力

和菓子屋になるには、二つの力が必要だと思っています。
ひとつは“感じる力”です。自然や季節、いろんな知識を元にした感性。
誰にも真似できない部分です。
沢山の和菓子が随分前に作られ、そして伝承されています。
それをしっかり受け止め感じる力。

そして、もうひとつは表現する力。
感じたことを、形や色、重さや、時間へと表現する力。
どちらも、それなりの積み重ねが必要そうです。

短縮<妄想>ステップ①_和菓子屋を買う

一昨年、和菓子屋を買おうと思っていました。
それなりに潰れそうでなく、職人がいて、ご主人の跡を継ぐ人がいない・・・みたいな。
実際に、家の近所にそのようなお店があるので・・・(失礼)
偵察に行ってみたり、人に聞いたりしました。
いつか何かベストに巡り会うはずです。

短縮<妄想>ステップ②_詩人になる

え?と思われたことでしょう。
今から和菓子職人の道を極め始めたとしても、長く時間がかかるはずです。若い頃に始めた和菓子の職人さんにも追いつかないかもしれません。
そこで、プラスアルファの付加価値を。
“詩”です。感じるところは和菓子と似ていて、表現方法が違います。
二つを掛け合わせたら、“詩と和菓子”の店になります。
誰かの感じたことを感じたい人は、世の中にたくさんいます。
材料が二つとかなら、独自性を出せるかもしれません。
そう確信しているのですが、詩人になるはまだ遠いようです。
ひとつも詩作をしておりませんので。。。

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