見出し画像

自転車に乗るように

自転車に乗れた日のことを覚えていますか?
恐がりの私は、補助輪を外すのがとても怖くていつまでもいつまでも付けていることを選んでいました。
業を煮やした父は日曜日の度に軽トラックの荷台に自転車を乗せ、近所の公園へと私を強制連行。
「後ろを持っててやるから」の言葉を信じ何度転んだことでしょう。
「持ってる?」と聞く私に、「持ってる持ってる」と答える父。
スピードにふわっと乗った時は、すでに父の手は離れていました。

今日は起業の話です。

私は“起業”はこの自転車乗りに似ている気がしています。
乗れるまでは怖くて仕方がない。
一度乗れるようになったら、爽快でどこまでも行ける気がする。
そして、一度乗れるようになると乗り方は忘れない。
一人で漕がなければいけない。
漕いだ分だけ進む。
雨の日も天気の日もある。
仲間と走ることもある。

いかがでしたか?この感覚は私だけかな。
先日、大学生にこの話をする機会があったので、備忘録として。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?