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能く自ら保ちて勝を全うするなり(最小最大の理を生かせ)|4月8日

能く自ら保ちて勝を全うするなり(最小最大の理を生かせ)

本項の「故能自保而全勝也」は、形篇の攻守論の最後をしめくくる言葉である。この意味は、こうすれば攻防ともに損害を最小限にして目的を達成することができる、というものだ。つまり防御は兵力が敵より少ないから行うのであるから、地形を最大限に利用することが最も大切である。攻撃は優勢な戦力をもつものの、敵の堅い防御組織を破壊しなければならないので、敵情地形をよく偵察し、虚実篇の「人に形させて我に形無ければ」の要領で攻めることが必要だというのである。
孫子の「能自保而全勝也」の考え方には、謀攻篇のはじめにある「国を全うする上となし、国を破るはこれに次ぐ」との最小の被害で最大の効果を収めるべきだとする、最小最大の理がみられる。武田信玄が恐れた勝ち過ぎを気にしていない。これは孫子が短期決戦主義を目指し、しかも「役、再び籍せず」、二度も三度も戦争しないとの考えからであろう。

4月8日、孫子一日一言の言葉です。

おはようございます。

最小の損害で済ませる。

勝つということは攻めなければいけませんね。

その時の損害を最小にする。

奇策を用いたり、情況をしっかり判断したりと。

最小で最大の結果を得る。

簡単ではありません。

いちばんは敵を傷つけず味方の損害を少なくして勝つこと。

力攻めで勝つことは善ではないようです。

今日も一日がんばります。

旭橋を愛する旭川市民です。名入れ印刷ばっかりする贈答品屋の(株)クボタ贈商とWEB販売の(株)ニムリスにて人生修行中です。旭川地域ポータルサイト「いいあさひかわ」もどうにかしたいっす。武士道の言葉「義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義」 が好きです。