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子育てはイライラするよね

児童虐待に関するセミナーに参加しました。
今後、パパ講座や両親学級で叩かない子育てについてもお伝えしていくためです。

子育てしているとイライラすることって正直よくありますよね。
今は、子どもを怒ってはいけない、叩いてはいけない、ほめて伸ばす、など色々言われます。が、それは“イライラしてはいけない”ということとは少し違います。


イライラしてもいいよ

人間やっぱりイライラしてしまうことはあると思います。私もよくあります。

冷静に考えれば
・イライラするのは自分の期待(理想)と現実が異なるから
・自分の思い通りにいかないから
ということはわかります。

そう、親の都合、自分の都合であることが殆どでそれはわかっている方が多いと思います。

それでも例えば、朝の時間がない時に子どもが全然準備をしない、ご飯を食べるのに時間がかかる、時間がないのに全然急ぐ気配がない、などを見るとイライラしてしまうことも。

そんな時は、一旦、イライラしているね、イライラしてもいいんだよ、と認めてあげたいと思います。

少し落ち着いて、6秒、深呼吸して
イライラしているんだね、
頑張っているのに思うようにいかないものね、
うん、十分頑張っているよ など

その上で、目の前の子どもの状態を受け止め
自分の思い通りにはいかないよね
自分にも心や体にゆとりが必要だよね
最悪、今日遅刻しても人生がめちゃくちゃになることはないかな、とか。

そしてもう一度、ひとつずつ試しながら、親も子供も一歩ずつ成長していくのかなと思います。


イライラと上手く付き合うために

そんな時、パートナーとの協力体制が大きな助けになります。
ママがイライラしている時はパパが子どもを引き受けたり助け舟をだしたり、
パパがイライラした時はママが助けたり。

夜、子どもが寝た後にはビールやお茶を飲みながら、ママのイライラ、パパのイライラをお互いに聞いてあげるだけでも大きいかも。

その時、パパはつい原因の解明や解決策の話になりがちなので、まずは「うんうん」と話を聞く。
(落ち着いて話をするために美味しいスイーツなどを準備するのも効果的)

そして、どうしよう?という展開になったら、時間にゆとりがないからかな、親自身が心身にゆとりがないかもね、子どもはそれぞれ個性があるので〇〇については求めないことにする? 〇〇をじっくり伝えていこう、などを話したり。

夫婦だけでは行き詰ったり、発散しきれないケースもあるので、パパ友、ママ友などと話をするのもいいですよね。
気のおける第三者と話をしたり発散できると客観的に自分を見つめ直したりリフレッシュ出来たりと虐待防止に繫がります。

イライラを理解してくれる人がいると、少し心に余裕が出来てイライラした時にひと呼吸おけるようになるかも。
私も友達と話をすると救われることが多くて、友達や地域など人の繋がりって本当大切だなと思います。

もちろん、イライラしないように自身をコントロール出来ればいいですが、アンガーマネジメントなども一旦怒りが起こる前提で自分の感情をコントロールするためのスキルです。

イライラしてもいいんだよ、ただ、イライラした時にすぐ行動には移さず一旦落ち着いて、その上で子どもの成長を見守っていこう、というのもいいんじゃないかなと思います。

それはひとりだと大変。夫婦、友達、地域など皆でやっていけるよう、繋がりが出来るきっかけになればとパパ講座や両親学級など地域活動を続けていきたいと思います。


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