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数字で見るChatGPTの盛り上がり

皆さんこんにちは。ChatGPTは使っていますか?

私のチームでは、既にChatGPTは不可欠なツールとなっています。市場規模の調査、動画コンテンツの脚本作成、マーケティングのアクションプラン作成、Excelの関数作成から専門的なプログラミングに至るまで、あらゆる領域でChatGPTのサポートを活用しています。

そして、その活躍の場はビジネスだけにとどまりません。例えば、国の文化や歴史の経緯について質問すれば、深みのある答えを提供してくれます。

使いこなすには「質問力」がポイントだと感じていますが…それについては別の機会に詳しくお話しするとして、今回はこの人工知能の最新のユーザーデータに焦点を当てて考察してみたいと思います。

ユーザー数とその増加率

ユーザー数:1億人

ChatGPTのユーザー数は2023年現在で1億人を超えています。
特筆すべきは、そのユーザー数とトラフィックの増加が、2023年2月から4月のわずか3ヶ月間で記録的に達成されたことです。
OpenAIによると、ChatGPTは2022年11月のローンチ後、たったの5日で100万ユーザーを獲得しました。

100万人のユーザーを獲得するまでにかかった日数:5日

ChatGPTは2022年11月のサービス開始後、 5日で100万人の ユーザーを獲得しました。

同様の数字を達成するのに、Instagramが約2 .5ヶ月、Netflixは約3 .5年かかったことを考えると、そのスピードの異常値が想像しやすいかと思います。

https://explodingtopics.com/blog/chatgpt-users

1億人のユーザーに到達 するのにかかった時間:3ヶ月

ChatGPTは 2023年1月に月間アクティブユーザー数1億人を達成 し 、史上最も急成長したアプリケーションになると推定されています。

なお、TikTokは 1億人のユーザーに到達するのに9カ月かかり、Instagramは 2.5年かかりました。

ユーザー統計

ChatGPTの月間訪問者数を他の人気サイトと比較すると、以下のようになります。

月間PV:18億

via similarweb

SNSトラフィック:YouTubeが57%

ソーシャルメディアからのアクセスでは、YouTubeが非常に多く、約5人に3 人(57.01%)のアクセスを占めているようです。

地域別:アメリカからが15%

ユーザーで最も多い国はアメリカ(15.22%)であり、インド、日本と続きます。

via similarweb

日本とChatGPT

機械学習天国・日本

ChatGPTを開発した米OpenAIのサム・アルトマンCEOは4月10日に来日し、「日本関連の学習データのウェイト引き上げ」など、日本に関する7つの提案を行いました。

日本がOpenAIの注目を集める理由はいくつかあります。一つは、日本が現在「機械学習天国」と形容される状況にあること。これは、データの品質と量、技術者のスキル、そして組織のデジタルトランスフォーメーションへの意識の高さからくるものです。

また、鉄腕アトムやドラえもんのような人工知能やロボットが主要な役割を果たす物語が古くから日本の文化に存在していることも、OpenAIが日本市場を重視する理由の一つと言えるでしょう。これらの作品は、日本人のテクノロジーに対する親しみや理解を形成してきました。

このような状況を踏まえ、日本が生成型AIの先進国として成長し続けることを心から願っています。

ChatGPTとNFT

ChatGPTの人気は、少し前のNFTブームといくつかの共通点があると感じています。これらはどちらも革新的な技術ですが、大きな違いが一つあります。それは、ChatGPTがエンドユーザーにとっての「実用性」に大きな影響を与えているという点です。NFTは確かに革新的な技術ですが、主にデジタル知識が豊富な人々が恩恵を受けているように感じます。

NFTの恩恵を得るには、時間がかかる?

世界最大のNFTマーケットプレイスである「OpenSea」の人気カテゴリを見ると、主にSNSのプロフィールアイコンやゲームのアイテムが目立ちます。これらの事実からも、私たちがNFTの恩恵を受けるまでには、まだ時間がかかりそうです。

それに対して、ChatGPTは広い範囲で、多くの人に驚きと感動を提供しています。実際、冒頭で述べたように、私のチームの生産性はChatGPTの活用により大幅に向上しています。

その証明として…
お気づきかもしれませんが、このnote記事も、ChatGPTにソース記事の翻訳、エビデンスの収集、そして文章の校正を任せ、最小限の時間でライティングを行っています。

(ちなみに、ChatGPTのバージョンについて言えば、3.5以前のものはビジネス用途には適していないと言えます。そのため、これから試そうとしている方々には、バージョン4以上の利用を強く推奨します。有料ではありますが、その価値は大きいです)

最後に

ChatGPTという一つのAIツールは、あらゆる業界、職種、年齢層の人々にとって非常に有用であり、それを活用するためには特別なスキルや専門知識は必要ありません。ChatGPTはまさに未来のビジネスを支える強力なパートナーとなるでしょう。

是非皆さんのChatGPTの活用方法、教えていただけると幸いです。

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